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(回答先: 【補足】“善”なる言葉を駆使して紡ぎ上げられた説明のおぞましさと危険性 投稿者 あっしら 日時 2004 年 6 月 13 日 02:22:34)
あっしらさん、本日も宜しくお願い致します。
2つの投稿を読ませて頂き、あっしらさんの中に内包する熱い魂の叫びを私なりになんとなく感じることができ、非常に感動いたしました。ありがとうございます。
>「真実」とは何かはともかく、何を意味し、どうすれば認識できるもしくは存在するも
>のなのか説明していただけますか。
まず善悪を真実と置き換えた私の発想を簡単に概略致しますと、
【大多数の支持する善悪】
・ 善 → 法に照らして真実、倫理に照らして真実、宗教に照らして真実
・ 悪 → 法に照らして真実ではない、倫理に照らして真実ではない、宗教に照らして真実ではない
【個人の主体的な善悪】
・ 善 → 理性等を排除した自分に照らして正直な行動(自分の真実)
・ 悪 → 理性等を排除した自分に照らして正直ではない行動(自分の真実ではない)
といった感じです。
>動物行動学に詳しいわけではありませんが、主体的基準である「類の保存」という観点から、
>戦争を繰り返す人に較べると、動物は悪を為さないようにしていると思っています。
>よく言われる“動物の本能”は、善を促進しているわけではないが、悪は抑制していると見ています。
意識として、動物自身の根本に内包する信念に多くの抑圧がかかっていない状態であり、必要性を多くは求めていない状態だと考えております。
>家族を超えた他者の必要性があるかないかが、善悪基準の分かれ目だと思っています。
>家族以外の他者を必要とするのなら、50億人の他者をいろいろなかたちで必要としても善悪基準は変わらないと...
>もちろん、それは「支配―被支配の関係構造」を捨象した話なので、他者を支配すること
>で利を得ることを善(悪ではない)と言い募る人たちがいる限り通用しません。
家族における単位は集合意識というものが働いており、極力、人間が分裂しているという意識を排除できるカテゴリーと解釈致します。分け合う、助け合うということが実践される場だと思います。
また「支配―被支配の関係構造」の関係においても、確立された、今の発想とは違う「世界政府」なるものができれば、集合意識・共同意識も芽生え、ある程度は今のような戦争等のような悪を排除できるものと考えております。
>支配を悪だと考えている支配者は少ないと思っています。
>“洗脳”するのは、支配の安定化のためであって、支配の正当化ではないと思っています。
>先制攻撃の正当化と同じように、支配の正当化も容易に論述できます。
その通りかもしれません。悪ということをすでに自覚はしていないかもしれません。しかし人間の根底にある底の部分で、ひっそりと罪悪感を感じているとなんとなく思っております。それを「神の裁き」という形で、自分を納得させ洗脳しているのではと・・・
あとの書いてある部分については、すべて同意できますので省略致します。自分の発想的な勘違いもありました。
また補足部分についてもその圧倒的なあしらさんの心情を読み取ることができ、あっしらさんが本当に伝えたい善悪というものが解ったように感じておりますので、私が細かく反論することは意味をなさないものと考えました。違う形式で、答えさせて頂こうと考えております。
ただ、あっしらさんとは、攻める角度は違うかもしれませんが、方向性は同じものであると考えております。
日本、いや世界をどうして行きたいかの私なりのビジョンを持っているつもりです。
それをこれから議論板で考えて行きたいと思っております。
(http://www.asyura2.com/0403/dispute18/msg/183.html)
@戦争へ導くそれぞれの国の信念について
A平和を追求する為の新しい信念について
B日本がとるべき今後のシナリオ
C化石燃料について
D世界の信念を変えることを空想に終わらさない私の考え・方法論
Dについては既に答えました(http://www.asyura2.com/0403/dispute18/msg/186.html)
今、世界に求められるのは、全世界が洗脳から目覚めることだと思っております。
それには、なぜこのような状況を作り上げてしまったのかを根本から問いただし、今の現状を、本当の現状を把握しなければなりません。
それを私なりに書いていきます。
本日はとりあえず@を書いて行きたいと思います。議論板の方で。
宜しければ、批判でも結構ですし、補足でも結構です。
また学ばさせて頂ければ、心から幸いです。
ありがとうございました。