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(回答先: 不満続出の高速列車に「付け焼き刃」対策 [朝鮮日報] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 07 日 03:10:01)
高速列車が開通すれば、全国が半日圏内になるとした政府の広報を、国民は耳にタコができるほど聞いてきた。
そのような宣伝に熱を上げた建設交通部長官や鉄道庁長は、今すぐにでも鉄道庁のホームページやインターネット・カフェにアクセスし、市民の抗議と嘆きで綴られた書き込みに目を通すべきだ。きっと赤面することだろう。
高速列車に乗った人は高速列車ではなく「苦痛列車」だと言って興奮している。座席は後ろに倒すことができないわ、ひざは前の座席にぶつかるわ、耳鳴りはするわ、おまけに運悪く後ろ向きの座席にでも座ろうものなら目まいがし、吐き気までもよおす始末。
セマウル号にもあるテレビのイヤホンが高速列車には設置されておらず、龍山(ヨンサン)駅に着いたのに「ソウル駅到着」といった字幕が表示され、トイレは狭い上に水が出ないといった不平の声もある。
高速列車が試験運行を始めたのが5年前だが、これまで一体何をしてきたのか到底理解できない。後ろ向きの座席も日本ではかなり前に問題となり、全て回転式に交換した。
鉄道庁の公務員は座席数を増やすことだけに躍起になり、先進国の経験には耳を傾けなかったと言われても反論の余地がない。あれ程収益性を重視していた鉄道当局は、現在、高速列車の平日利用率がようやく50%を上回る状態であることに対し、どう言い訳するつもりなのか。
セマウル号と無窮花(ムグンファ)号の運行数も今よりもっと増やし、通勤通学の便宜を図るべきだ。昨年末の時点で1日最大184本と言われていた高速列車の運行本数を128本に減らしたなら、それだけ線路に余裕ができるというものだ。
高速列車が運行されない時間帯である週末の深夜列車までなくしたのをみると、鉄道庁は庶民の便宜など眼中にない様子だ。
莫大な予算をかけ、最先端の高速列車を導入することになったなら、落後した鉄道運営体系の全般も一段階引上げるよう、政府は努力して当然なのではないか。
しかし、そのような意識もなく、高速列車の運行開始だけに重点を置いたことで、国民は今、高速列車という窓枠から、使命感なく怠惰な鉄道行政の姿を見ざるを得なくなった。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/04/07/20040407000063.html