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漆成分の残存が科学的に確認された糸の断面を拡大した写真(北海道南茅部町提供)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040330-00000223-kyodo-ent
2002年12月、北海道南茅部町の同町埋蔵文化財調査団事務所の火災で焼けた世界最古の約9000年前(縄文早期)の漆製品とみられる装飾品に漆成分が残っていたことが30日までに、奈良文化財研究所(奈良市)の分析で分かった。
漆成分の残存が科学的に確認されたことで、日本の漆文化の技術を探る上で貴重な資料になりそうだ。
同町などによると、装飾品は2000年8月、同町の垣ノ島B遺跡の墓から遺体と一緒に出土した6点の1つ。漆を塗った糸で編んだ肩当てとみられる部分で、大きさは約30平方センチ。専門家による目視検査などで漆製品とされていた。火災でわずかに焼け残り、修復や保存方法などを検討していた。
同研究所で昨年10月、この装飾品を科学分析した結果、焼けて変質していたものの、漆製品に用いられるベンガラ(赤色顔料)と漆成分が残っていたという。(共同通信)
[3月30日19時13分更新]