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(回答先: 6カ国協議:朝鮮半島非核化など盛り、閉会へ [毎日新聞]【共同報道発表文:近々の次回開催明記】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 2 月 28 日 13:25:46)
北朝鮮の核開発問題をめぐる6者協議は28日午前中から、共同発表文をめぐる各国の最終調整が行われた。協議の枠組みを維持することなどでは大筋の合意ができ、焦点の核問題をめぐっては、凍結・放棄と見返り供与を段階的に進めることをうたう抽象的な項目を盛った文案が検討されているとみられる。しかし、最終盤で北朝鮮が何らかの修正を要求したため、調整作業が長引いている。当初、午前11時(日本時間正午)から行われる予定だった閉会式は、午後にずれ込んだ。
米朝を含めた各国は協議を継続して6カ国の枠組みを維持することで一致しており、実務協議を行う次席代表級の作業部会の設置では合意する方向だ。今回の協議後、早い時期に開けるよう調整している。
しかし、共同発表文の文案をめぐるとりまとめ作業は土壇場で、停滞している。参加国関係者によると、北朝鮮が文案の文言の一部修正を求めているといい、午後0時10分(日本時間同1時10分)現在も、途中休憩を挟んだのちに各国代表による協議が続いている。
文書は、各国の署名はせず、拘束力を持たない共同発表文の形式となるよう準備された。韓国代表団筋によると、文案には(1)朝鮮半島の非核化(2)作業部会の設置(3)「調整されたステップ」に従った北朝鮮の核開発問題の解決(4)6者協議の有用性の確認(5)次回協議の早期開催――などが盛り込まれたという。
「調整されたステップ」は、北朝鮮が求める同時行動原則に対抗して日米韓が主張したもの。あくまで核の完全放棄が前提としつつも、「北朝鮮がすべてを終えなければ、何も与えないということではない」(米高官)として、日米韓は核の放棄・解体の進み具合に応じて「安全の保証」やエネルギー支援などを検討、実行する用意を表明している。共同発表文の文案は、少なくともそうした核放棄と見返り供与は段階的に進める考え方だけをうたった形だ。
また、日本代表団筋によると、拉致問題については「関連する各国の諸懸案に対処する」との表現で間接的に言及することになっている。
28日の閉会式では、議長国・中国に続き、各国があいさつする。閉会後にロシア、中国、日本、韓国は個別に記者会見を開く予定だ。
◇
6者協議の共同発表文案の骨子は次の通り。
●作業部会の設置
●「調整されたステップ」に従った北朝鮮の核開発問題の解決
●朝鮮半島の非核化
●6者協議の有用性の確認
●次回協議の早期開催
●関連する各国の諸懸案に対処
(02/28 13:50)
http://www.asahi.com/international/update/0228/005.html