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(回答先: 会合継続などで合意、閉幕 北朝鮮核の6者協議 [CNN] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 2 月 28 日 16:45:15)
北朝鮮の核問題をめぐる第2回6カ国協議は28日午後、次回協議開催や作業部会設置などの合意をうたった議長総括を発表、4日間の日程を終えて閉幕した。焦点だった北朝鮮の「完全核放棄」については米朝の原則的な対立が解けず、先送りされた。しかし、北朝鮮の核問題解決に向けた多国間の枠組みが初めて文書の形で示されたことで、一定の前進を見せた。次回は4−6月に北京で開かれる。
7項目の議長総括では、対話を通じた核問題の平和解決の必要性で一致、6カ国が「核問題に対処するため調整された措置をとる」とした。核放棄の対象を「核兵器」に限定、ウラン濃縮による核開発も否定した北朝鮮と「検証可能で後戻りできない形による完全核放棄」を求める米国が対立、双方の主張を折衷した中国側提案という。
米政府高官は、北朝鮮がウラン濃縮による核開発を否定、北朝鮮以外の5カ国が「完全核放棄」の必要性で合意したことを明らかにし、協議は「予想以上の成果があった」と評価した。
一方、北朝鮮の首席代表、金桂冠(キム・ゲグァン)外務次官は28日会見し、核兵器計画の凍結提案は「非核化のための第一歩」だと表明した。
文書には「朝鮮半島非核化」が明記され、6カ国が「関連する懸案に対処することに合意した」との表現で、間接的ながら日本人拉致問題を解決する必要性も盛り込まれた。
議長役の王毅・中国外務次官は協議終了後、記者会見し、北朝鮮の核放棄について「定義と範囲の共通認識が得られなかった」と述べる一方、北朝鮮への「安全の保証」を文書形式で解決することで各国が合意したことを明らかにした。
王次官によると、作業部会は「それほど遅くない」時期に開かれる見通し。
閉幕式直前に北朝鮮が合意文書修正を提案、各国が急きょ協議するなど混乱、閉幕は大幅にずれ込んだ。この結果、当初各国が合意した「共同新聞発表」の形で発表される予定だった文書は拘束力の弱い「議長総括」になった。(共同)
(02/28 22:37)
http://www.sankei.co.jp/news/040228/kok068.htm