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Re: 奥山真司著 「地政学」 --- 地政学が分からないと国際戦略が分からない(『株式日記と経済展望』より)
http://www.asyura2.com/0401/war47/msg/459.html
投稿者 FormerFrontrunnerDean 日時 2004 年 1 月 31 日 23:39:36:zw2xuZOjLZWic
 

(回答先: 奥山真司著 「地政学」 --- 地政学が分からないと国際戦略が分からない(『株式日記と経済展望』より) 投稿者 まさちゃん 日時 2004 年 1 月 31 日 17:50:29)

 私は、敗戦が原因だと思いますね。敗戦と海外領土を失った事で、地政学への積極的なニーズそのものが消滅したと思います。まあ、戦前から「地政学」
を考慮して政策の立案・遂行なんかを行ってれば、太平洋戦争なんて始まらなかった
と思います。しかし、日本で国際戦略云々させると和製ネオコンのような意見ばかり
が多く出てくるのはどうしてでしょうかね。冷戦時のフランスみたいな、もう少し
地の利を生かした戦略とか、何か独創的なものが出てくればと思いますが。

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コメント
1. もも太郎[1] guCC4JG@mFk 2020年8月16日 08:29:28 : d3jgflOft6 : SGFmc29JVS9wdGc=[1] 報告
はじめまして。ご覧になられているかわかりませんが。

昨日は終戦記念日で、様々なメディアが取り上げていたので、私なりに戦争について関心を持ち、新聞やテレビ番組を色々見てたのですが、戦争の悲惨さ、戦争を始めた当時の、判断の無謀さについてはしょっちゅう取り上げているけれど、これから戦争を避けるために具体的には何をする必要があるのかという、未来に向けて考えられる視点がなく(戦争することを受け入れてはいけないという、感情面に訴えるメッセージばかりに感じた)、全くわからない・・・と思いました。

思い返せば、子供のころ学校で教わったり(現在40代です)、親せきから聞いたり、メディアを通したりで、戦争がもたらす悲劇はよく理解しているけど、これから平和を維持するためには実際何が必要なのかという肝心な部分は、現在の世界情勢に基づいた、具体的な数字や戦略では何一つ理解できていない。これでは戦争を避けることはできないのではと思いました。

軍事力を持つべき、持たないべきという話も、最終的にイデオロギーとか、感情に結びつけて語られることが多くて、聞いてても冷静な判断がつかない。
平和についてもうちょっと複合的に、具体的に自分なりに考えていけるような、知識を深められる学問はないかな〜と探していて、こちらを見つけました。

戦後のGHQとの関係についての部分は、目から鱗でした。ずっと、反米=左翼、親米=右翼みたいなとらえ方しかしていなかったので、アメリカが左翼を利用とか・・・衝撃です。

昔ニュースで、中東の方の国の戦争にアメリカが介入して、最初反政府組織に味方したけど、情勢が有利になったら反政府組織を攻撃しただか、政府側についただか、よく覚えてないんですが、とにかく反政府組織とは戦い始めって内容で、そのニュースを聞いて、すごいな〜。自国の利益のためには何でもありだな〜ってのんきに思ってた記憶がよみがえりました。

その時は、日本で暮らしている自分には、あまり関係ないと思ってたけど・・・日本も色々な建前をつけられて、様々な国から介入されているんだとやっと気が付きました。

こちらで紹介されてた本などを参考に、自分なりに戦争と平和について、具体的に考えらるようになれればと思います。
貴重なお話をありがとうございました。

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