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(回答先: 戦後日本のタブー、消された地政学 投稿者 七四 日時 2004 年 2 月 01 日 01:20:14)
はじめまして。FormerFrontrunnerDeanです。よろしく。
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このレッテル貼りの威力はすさまじく、日本の大学の授業では軍事問題、とくにその基本理念である地理政治学(略して地政学)は、まったく講義されることがなくなってしまった。数年前、筆者が※大学(※学部)在学中、毎年恒例の「特別講義」に行うべきテーマのアンケート調査があったが、その際、希望の一番多かったのが「軍事戦略論」だった。が、大学当局からは「日本には教えられる人がほとんどいない」ので第二位に変えるとの発表があった(なさけない話だ(>_<;)。
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日本では、地政学(地理政治学)というよりも、領土を失って「Geoeconomics」に
シフトすることで、軍事的小国が経済的に他国を圧倒するという方法を選択したと
思います。現に現在の国際関係はつい最近までは経済が主要な問題でしたし、その事
によって国民感情を制御しようと試みた向きもあります。
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「政治現象と地的条件との関係を研究する学問。ドイツの学者ラッツェルの政治地理学に基づいてスウェーデンの学者チェーレンが首唱。主にドイツにおいて第一次大戦後の政治的関心と結びつき、ハウスホーファーによって発展、ナチスが支持した。地政学」
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これですが、昔の教科書を引っ張り出して調べてみて、スパイクマンやマハンは
当然ですが、マッキンダーも出てるのに、そう言われてみるとハウスホーファーの
名は一行も出てきませんね。やはり、彼がドイツ軍の将官だったからということで
ナチスとの烙印を押されているのでしょうか。
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イギリスの学者マッキンダーが唱えた「ハートランド理論」に始まる。
これは、ユーラシア大陸の心臓部を支配する国(モンゴル帝国等)は、そこがいなかる海軍の攻撃も受け得ない「聖域」であることから世界を制することができるという理論である。大陸国家であるソ連はこの考えに基づいて東欧とアフガニスタンを侵略したし、同じく大陸国家であるドイツは、この考えをドイツ流に修正したドイツの学者ハウスホーファーの理論に基づいて、やはり東欧に侵攻したとされる。
しかし、海洋国家であるアメリカは、ハートランドの支配は不可能なので、そのまわりにある大陸周縁地域「リムランド」(極東、西欧など)を支配するための方法論を構築した。
アメリカの学者マハンが著書『海上権力史論』で首唱し、アメリカがこれに基づいてパナマ地峡の侵略(パナマ運河の獲得)、ハワイ、フィリピンの侵略を行って制海権の拡大などの成果をあげたことから、理論的に確立された。アメリカの第二次大戦における日本占領、沖縄、韓国などへの米軍基地建設や台湾への軍事援助はすべて、根本的にはこの理論に基づいており、自由主義思想や民主主義思想は二義的な役割しか果たしていない。
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それでこの古臭い視点に、部分的にでも基づいて外交政策を決定している
米帝国のネオコンは、救い様が無い連中ですね。事実そうなのでしょうが。
マッキンダーの「ハートランド理論」ですが、確かに当時としては中・近東
やヨーロッパの勢力関係を地理的観点から考察する視点などは斬新だったと
思います。特に米国ネオコンの行動からは、いわゆる「アーク・オブ・クラ
イシス」攻略から中央アジアのハートランドを目指していることがありあり
と見て取れるのは興味深いですね。ただ、ハートランドは移動するものだと
個人的に思ってますので、20世紀初頭の彼の理論は多少古臭く感じること
も事実ですが。