現在地 HOME > 掲示板 > 政治・選挙2 > 944.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
自民党の山崎拓前副総裁と超党派の「拉致議連」事務局長の平沢勝栄・自民党衆院議員(総務政務官)が1日、中国の大連を訪問。北朝鮮の政府高官と接触し、2日にそれぞれ成田空港に帰国した。山崎氏らは、北朝鮮の日朝交渉担当の鄭泰和(チョンテファ)大使や宋日昊(ソンイルホ)外務省副局長と会談し、日本人拉致被害者家族の早期帰国と、日朝間の政府間協議の再開を求めた。山崎氏は帰国後、毎日新聞の取材に「直ちに日朝両国の実務者レベル協議が行われるだろう」との見通しを示した。
会談は1、2の両日、同じメンバーで行われた。今回の訪中について、政府や拉致被害者家族会などは把握しておらず、「二元外交」との批判も強まっている。山崎氏は毎日新聞の取材に「鄭大使や宋氏と会談の際、二元外交とのそしりを受けないよう十分注意し、話した」と強調した。
小泉純一郎首相は同日夜、記者団に対し「(訪中は)知らなかった。(山崎氏と)会う機会があるから、その時に話が出るだろう」と述べ、山崎氏から近く報告を受ける見通しを示した。政府は、拉致問題をめぐる対北朝鮮交渉を政府間ルートに一本化する方針だが、訪中の日朝交渉に対する影響について首相は「関係ない」と語った。
政府は拉致問題について、2月末の6者協議と並行して行われた日朝協議で、政府間交渉の再開を打診。外交ルートで3月中の本格交渉再開を働き掛けたが、北朝鮮側から返答はないままだ。
[毎日新聞4月2日] ( 2004-04-02-21:04 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040403k0000m010080000c.html