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(回答先: <キャンプハンセン>県と金武町長が原野火災で抗議 [琉球新報] 投稿者 なるほど 日時 2004 年 2 月 09 日 20:19:07)
金武町の米軍キャンプ・ハンセン内レンジ5付近で原野火災が発生し、丸一日燃え続けた。レンジ内の実弾射撃訓練によるものだ。世界各地の戦争に加担している米軍だが、戦地ではない沖縄もその被害を受け続けている。
焼け跡は伊芸区と屋嘉区にまたがる広い範囲に及んでいる。焼失面積は調査中だが、沖縄自動車道からも確認できるほどだ。
現場は国道329号沿いにある嘉芸小学校からおよそ七百メートルの地点で、火は屋嘉岳の頂上付近まで達した。緑の山は黒く焦げ、地肌がむき出しになっている。
キャンプ・ハンセンは住民地域と接している。原野火災の危険ばかりでなく、米兵による犯罪の被害も多い。米兵同士が車内で銃をもてあそんで偶発的に発砲し、一人が死亡していた事件も明らかになっている。基地と隣り合わせにある住民は、常にこのような危険と隣り合わせの生活を強いられている。
今回の火災は、地域の民家で木の燃える音が聞こえるほどの近距離まで迫っていた。「煙が家の近くまできて怖い」と電話で不安を訴える住民もいた。儀武剛町長は「町で基地の問題がいろいろある中、またかという感じ。今までの中でも規模は大きいのではないか。厳重に抗議する」と憤りをあらわにしている。この声が米軍には聞こえないのか。
火災が起きたキャンプ・ハンセンでは都市型戦闘訓練施設の建設計画が明らかになったばかりだ。十一日には伊芸区で建設阻止を訴える区民総決起大会が予定されている。都市型訓練施設とは、対テロ戦に備えた訓練施設だ。それがレンジ4の住民地域に近い場所に計画されている。当然、実弾を使った戦闘訓練が行われるだろう。金武町は、またひとつ危険と隣り合わせの生活を強いられることになる。
在沖米海兵隊のうち三千人がイラクへ派遣されることも明らかになった。戦地と直結しているが、ここには人々の暮らしがある。米軍は住民の訴えに耳を傾けるべきだ。
http://www.ryukyushimpo.co.jp/shasetu/shaindex.html