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(回答先: 小学生の10人に1人以上が「眠れない」 筑波大学調査(朝日)【何が原因と騒ぐのであろうか】 投稿者 ネオファイト 日時 2004 年 7 月 03 日 22:35:52)
近年SSRIだかSNRIだか何だか知らないが、欧米由来の特効薬が出回った。従来の抗うつ薬に比べて副作用が少なく使いやすいという呼び込みで宣伝されてきた。
メーカー側が売りに来るとそうかとも思う。医学雑誌にもそう書いてある。でも、使ってみるとそうでもない様な気もする。へたにactiveになると自殺にactiveになってしまい、年少・高齢には従来の抗うつ薬より自殺者が増えてしまった。
さて、「うつ」と診断さえしてしまえば先の新薬を使うので製薬会社はもうかる。
しかし、今の世の中まともな神経でも落ち込ませる事が多すぎる。
まず、それらを「うつ病」と決めつける前に、勝ち組の酷使、負け組の失業や減給、就職難、経営難・・・ホントに必要なのは医療より経済である。
その医療でさえ、徐々に荒廃させられて来ている。
「うつ病」と診断可能なのは、客観的にその他の疾患を否定できてからである。
副作用が少ないなどといい、気軽に治療できるできると言って、十分な検査や診断を行わず「鬱病」の烙印を押してしまう。
案外、甲状腺・下垂体・性ホルモン・環境ホルモンなどの問題があるのではないか?ただ、困難な検査が多いし、お金もかかるし、レセプトで削られるし、手っ取り早く抗鬱薬を処方した方が楽だし、患者にも不信を買わない。
社会的には疲労・対人関係の不和・家庭問題・教育問題・介護問題・収入・雇用・・様々な要因を除外して純粋な「うつ」が「うつ」なのだ。
雅子妃だって、「うつ病にならされました」ではかたづけられない問題をマスクしてしまっているとしか思えない。
「うつ病」は、十分な診断・治療を行えない医者(自分もだが)と、十分な政治・経済などを分析・改善出来ない為政者と、製薬会社・診療報酬支払い側に便利な病気という気がする。
医者が患者の味方になれなくなったら、それらに包囲され、誰も助けてくれなくなるのである。その医者への圧力が年々増えてきている気がする。