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(回答先: うつ病は便利な病気 投稿者 町医者 日時 2004 年 7 月 04 日 00:40:09)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040702-00000305-yom-soci
仕事による過労やストレスで自殺し、労災認定された人の約7割が、自殺前に精神疾患に関する医療機関で受診していなかったことが、厚生労働省委託の研究報告で分かった。
自殺で労災認定された人はうつ病など何らかの精神障害を発症したとされるが、多くの人が適切な治療を受けることなく死を選んでいる実態が初めて裏付けられた。
研究は、黒木宣夫・東邦大佐倉病院助教授(精神神経医学)らが、99年度から2002年度までに自殺で労災認定された計104人のうち、約半数の51人について労災申請時の資料を分析した。その結果、67%にあたる34人が、精神科や心療内科など精神疾患の専門科を受診していないことが判明。
一方、受診していた17人の診断内容は、「うつ病」や「うつ状態」が計10人。ほかに全身けん怠感や不眠症などがあった。
自殺の原因とみられる要因は、「ノルマの未達成」が圧倒的に多く、全体の61%にあたる31人を占めた。黒木助教授は「心の病に対する理解が広がっているのに、労働現場では追いつめられながら『自分が病気だ』と気づいていない悲劇がある。SOSのサインをすくい上げる仕組みを作る必要がある」と指摘している。(読売新聞)
[7月2日14時46分更新]