現在地 HOME > 掲示板 > 議論16 > 947.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: あっしらさん、イスラムが本当の反米があると思ったのは最近のことです 投稿者 スパルタコス 日時 2004 年 4 月 06 日 22:17:48)
スパルタコスさん、どうもです。
そうじゃないかなと思いつつも、昔の「スパルタクス」であったことや正攻法のマルクス主義が書かれていたことでひょっとして思い、別人という想定でレスを付けさせてもらいました。
それへのレスありがとうございました。
「スパルタクス」がスパルタコスさんなら甘えて、いただいたレスも含めておいおいという感じでやり取りをさせていただきたいと思っています。
----------------------------------------------------------------------------------------
思念的に体系化された宗教が支配層の道具であることに異論はありません。
そのような宗教状況を打破しようとしたイスラムも、支配を確立するとともに同じ轍を踏むことになったと思っています。(創始者ムハンマドもそれをお見通しだったようです)
支配を通じていい思いができることを実感すれば、支配の在り方が宗教(価値観体系)によって差はあるとしても、その地位を維持するという究極のところでは自己保身に動くと思っています。(それが、庶民のためでもあると考えることもできます)
現在のイスラム諸国の支配層は、イランを含め世界支配層の強い影響下(その承認がなければ地位を維持できない)にあると思っています。
イスラムがその名に値する復興を遂げるとしたら、宗教指導層でもなければ、アルカイダ的組織でもなく、地に生きている庶民によってだと思っています。
不謹慎な言い方になりますが、米英の「イスラム近代化」策動はその触媒になる可能性があると思っています。
もちろん、CIA・MI6・モサドがそのような庶民の動きのなかにもぐり込み謀略活動に精を出します。
それを乗り越えてイスラムを復興できるかどうかが、中東の将来を決する第一段階だと思っています。
それが達成できれば、世界の将来をも変える可能性があると思っています。
そして、世界の将来がそれで変われば、イスラムも変わることになると楽観?しています。
スパルタコスさんが重視している支配−被支配という関係構造の蓋然性と不要性などについては、折りを見て書き込みをしたいと思っています。