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あっしらさんこんばんは。不躾な質問で申し訳ないのですが過去のあっしらさんの投稿(【世界経済のゆくえ】日本経済が突きつけたマネタリズムへの“最後通牒”など http://www.asyura.com/sora/dispute1/msg/792.html )を読みますと財政支出は需要創出に効果があり、生産性の向上等があった場合は経済成長にも効果があると言う認識のようなのですが本当にそうなのでしょうか。
中学校でケインズについて習ったときからの疑問なのですが、財政支出が増大しても元が税金や国債なら民間に有る金を引き上げることになってしまい結局総需要は変わらないと思うのです。(ケインズの言う波及効果についても金が政府にあろうと民間にあろうと変わりないのでは?)
銀行が国債を買う場合についてもどうなのでしょう。このことについての知識が無くてわからないのですが、銀行が国債を買う場合それは信用創造に当たるのでしょうか?またそれが信用創造になるとしても国債を買うのは保険会社などの機関投資家が多かったと思うのですが、、
またリチャード・ウェルナー氏の「謎解き!平成大不況」の中に日本の90年代の政府支出と民間需要の関係を調べたグラフがあるのですが、信用創造や通貨発行を伴わない場合は両者には「マイナス1」と呼ばれる関係があることがわかります(政府支出が一円増えれば民間需要が一円減る関係です)。
やはり通貨発行や新規の銀行貸出(信用創造)を伴わない場合ケインズ的政策(財政支出)経済に対して効果が無いと思うのですが。
質問と言うより反論のような形になってしまったのですが、いかがでしょうか。