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(回答先: オプス・デイに関しての記事ですが 投稿者 HAARP 日時 2004 年 2 月 27 日 03:19:43)
貴重資料、ありがとうございます。
HAAPさん、始めまして。まだ始めの部分しか読んでいませんが、非常に興味深い資料です。ありがとうございます。英語とスペイン語の膨大な数の資料を一つ一つ目を通すことは、私一人ではとうていできることではなく、「オプス・デイ」という名前を頭の隅にとどめていただきこのように資料の存在を教えてくださる方がいることは、本当に心強いと感謝しています。
知恵も能力も限られている私一人では、アメリカ軍の戦車に鎌を振り上げるカマキリみたいなもので、私は単に「言い出しっぺ」でよく、大勢の人々の目と知恵をネットワークでつないでいくことが、巨悪と戦う方法ではないか、と思っています。
オプス・デイに関しては、調べれば調べるほど謎が次々と生まれてきて、多くの方向からの検討と、大勢の人々の知恵や努力を結集しないと、全貌をつかむことは非常に難しいと思います。世の中に「陰謀組織」やその類はいろいろありますが、これほどその存在が明らかでおおっぴらに活動していながら、その正体も実態もはっきりしない団体は無いのではないか、と思います。
例えば、CIAとのつながりが1960年代からできていることは分かっているのですが、では具体的にどんなルートを使って、どのような活動の中で、どれくらいの資金の流れを作って、などといったことは全く明らかではありません。特に金の動きが分からないわけです。その意味で、このような資料は非常に重要だと思います。
ヨーロッパでの動きを見ていると、ロスチャイルド系統のユダヤ系資本とのつながりもあるのではないかとは思いますが、それを示す資料はまだ見つけていません。バチカンとロスチャイルド家との関係は赤間剛氏の「赤い盾」などにも示唆されていますし、関係ないはずは無い、と思いますが。
私がいわゆる「陰謀論」をできるかぎり避けているのは、逆に、安易に「陰謀論」に流れてしまうのを自分で自分に戒めたいからで、「陰謀論」の中で触れられているさまざまな「事実」自体を拒否するつもりはありません。オプス・デイがバチカンの中の「フリーメーソン」の、あるいは「イルミナティ」の支部、というように前提を立てると、たしかにいろんな筋が通ってしまうのですが、そういう演繹的な発想をできるだけ避けて、帰納的に「下から積み上げて」いくような方法論を取っていきたいわけです。結論として「陰謀論」で言われたことと同じになっても、それはそれでかまわないので、探索と推論の途中で得られたことがむしろ大切なのではないか、と思っています。
それも、その「探索と推論」「途中で得られたこと」が、多くの方面の、大勢の人々の「共有できる経験」「共有できる認識」になっていくことのほうに値打ちがあると思います。ですから、「お前の考えはおかしい。こうではないのか。」「この資料は間違っている。これが正確な資料だ。」と批判してくださる人が早く出てきてくれないかな、と思っているような次第です。
また何か興味深い資料をたまたまでも発見できましたらお知らせください。