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(回答先: 大詰めを迎えた日朝交渉 − 平沢代議士らと北朝鮮政府高官の接触劇を読む − 投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 28 日 04:46:12)
http://www.asahi.com/national/update/1228/008.html
北朝鮮の対日交流窓口である朝鮮対外文化連絡協会(対文協)が、日朝国交促進国民協会
(会長、村山富市・元首相)に対し、拉致問題や核開発問題についての立場を説明する書簡
を送ってきたことが27日、分かった。
拉致被害者5人については「半月間故郷訪問をした後、家族同士で将来の問題を討議、決
定し、両国政府はそれを尊重するとの約束があった」と強調し、「信頼関係構築」と「家族
の将来などの実務問題」を話し合うために、「約束通り(5人をいったん)平壌に送還する
こと」を改めて求めている。
書簡は国民協会が9月末、北朝鮮の拉致問題の扱い方や「核抑止力の保有」宣言を批判す
る手紙を送ったことに、対文協の洪善玉・副委員長が答える形になっている。12月25日
付でメールで出され、国民協会事務局長の和田春樹・東大名誉教授のもとに26日、届いた
。
北朝鮮側は平壌宣言に基づいた国交正常化を望んでいることを再確認。そのうえで、強制
連行や慰安婦問題などについては「被害者・遺族への謝罪・補償」を求めた。和田事務局長
は「個人補償は平壌宣言に対する追加要求だが、日本側の拉致被害者への補償要求と見合っ
て出されているのでは」と見ている。
核問題については「朝鮮半島非核化」をめざす立場には「変わりない」としながら、米国
に対する「正当防衛手段としての核抑制力強化」と説明。6者会談再開のためには「米朝の
平和共存と核問題の一括同時妥結」を求めている。 (12/28 06:18)
誘拐した犯人が、
「いったん開放した人質を犯人の元に戻さないのは約束違反だ」
と主張するのもずいぶん図々しい話だと思うけれども、いつでも自分に都合のいい解釈しか
出来ない北朝鮮では仕方がないか。
ここで拉致被害者5人を送還したら、日本が約束違反をしたことを自ら認めることになる。
そして5人は帰ってこない。
サラ金業者が法律違反の利息を付けた借用証書を作るようなもんです。
法律違反なんだから、借りた側は
「法定利率15%なら返すけどこんな無茶な利息で返せるか!」
と、つっぱねれば良いんですが、例え一部でも返すと、その無茶な契約を自ら承認した事に
なる。
サラ金業者側は、
「はい、確かに違法です。でも相手が『それで良い』と認めたんだから、私等の方が正しい」
と開き直る事が出来る。
北朝鮮がやっているのはこれと同じことですよ。
彼らの目的は、どちらも同じ。
「相手から如何に合法的に金を奪い取るか」ですから。サラ金や闇金融の罠にかかって破滅
してゆく被害者を笑う事は出来ないのです。
「いや、闇金融だって人間だ。こちらが誠意を示せば、相手はきっと分かってくれる」
そう言う人もいるかも知れませんが。
私見ですが、北朝鮮は早くて3年後、遅くとも北京オリンピックがある5年後にははもう
存在していないのではないか。
韓国と合併するか、中国に吸収されるかは分かりませんが、少なくとも米中両国は「金正日
後」を見越して動き始めている。そんな気がします。
もしそうなら慌てて金を出す必要はない。熟した柿が落ちてくるのを待っていれば良いの
です。
もちろん、いつでも受け止められるように準備しておく必要はありますが。