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(回答先: Re: 誘拐事件での救出方法は三つある。 投稿者 Silent Tears 日時 2003 年 12 月 29 日 13:17:40)
Silent Tearsさん、レスありがとうございます。
前回は省略しましたが、小泉首相は拉致を承知の上で「ピョンヤン宣言」に署名しているという重大な前提が抜けているようにお見受けします。
私自身は当時書き込みをしたように、あのようなかたちで日朝国交回復交渉を始めることには反対ですが、北朝鮮が拉致を認めたなかで署名した「ピョンヤン宣言」ですから、拉致問題を解決する手順が合意されていることは最低限の常識だと思っています。
もしも、それさえないまま「ピョンヤン宣言」に署名していたとすれば、それこそ政府としてミニマムの能力が欠落していることになります。
ですから、やたら時間がかかる「犯人が根負けして人質を解放する」とか、救出が成功するかどうかもあやしく拉致被害者以上の犠牲者が出る恐れもある「突入して犯人を逮捕する」ということを考える段階はとっくに通り過ぎ去っているのです。
(ペルー国内にある日本大使館にペルー部隊が突入することと、北朝鮮でしかもどこにいるかもわからない拉致被害者ならびに拉致被害者家族を救出するために日本の武装部隊が侵攻することを比較することはできません)
>イラク戦争で日本が提供した15億ドルの8〜10倍です。
>そんな、アメリカに対する「飼い犬外交」は批判するのに、北朝鮮に対する「土下座
>外交」は皆んなすんなり認めてしまうのもおかしな話です。
> 誰も気がつかないのか。
ブッシュ政権の差配で小泉首相はピョンヤンに飛び、ブッシュ政権の世界戦略を補完するために北朝鮮に経済援助を提供する段取りになっているのです。
日本政府が、対テロ戦争の真っ只中、米国政権に悪の枢軸と名指しされた北朝鮮と自主的判断で外交を始めたと考えることはとうてい出来ません。
では、良いお年を。