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(回答先: 日米防衛会談:石破長官「イラク派遣、早期に実施」 (毎日新聞) 投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 15 日 16:37:50)
女性隊員も10人派遣 イスラム事情に配慮
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20031115/mng_____sei_____007.shtml
イラク派遣の準備を進めている陸上自衛隊は十四日までに、第一陣となる北部方面隊第二師団(北海道旭川市)を中心とする派遣要員約五百人の選考を終え、本人に伝えた。イスラム教では「女性に接するのは女性」との考えが強く、女性自衛官も十人前後含まれた。
派遣部隊は第二師団を中心に編成する施設、輸送、給水、医療、本部管理の各中隊のほか、防衛庁長官直轄の自衛隊中央病院から派遣する医官、看護官や警備隊も含まれる。部隊の名称は決まっていないが、大隊規模となり、指揮官には一等陸佐を充てる。
女性自衛官を含めたのは、地元住民とのトラブルを避ける狙い。イスラム教では女性の体に男性が触れることを嫌うため女性自衛官は活動地域となるサマワの病院で行う医療の補助役として、イラク人女性や子どもの身体検査などを担当する。
不安定な情勢下では女性を派遣すべきではないとの慎重論もあったが、米軍など派遣されている各国軍隊にはいずれも女性兵士が含まれていること、韓国軍の医療部隊に女性医官が含まれていることなどを参考に派遣を決めた。
派遣部隊には安全確保に伴う強烈なストレスが予想され、第二師団は国連平和維持活動(PKO)の半分に当たる三カ月で交代する。第二陣は北部方面隊の第十一師団(札幌市)中心の編成となる。
米英軍との調整役には幹部自衛官をバグダッドのほか、南部のバスラや隣国クウェートに常駐させる。クウェートでは派遣部隊が砂漠と暑さに慣れる訓練を行うことから、砂漠地帯に仮宿営地を設けることになる。十五日に出発する制服組の専門調査団の報告次第では、再度、年内派遣が浮上する可能性もある。