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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031013-00001001-mai-int
フセイン・イラク元大統領の巨額の資産がシリアの国営銀行に隠されているとして米政府は9月末、調査のため金融専門家らをダマスカスに派遣した。13日発売の米誌タイム最新号が米政府高官の話として報じた。
米国はシリアを「テロ支援国家」に指定。特にフセイン政権崩壊後は、米軍などに対するテロ攻撃を支援していると非難してきた。米下院外交委員会は8日、武器輸出や投資の禁止、外交関係の格下げなどを大統領に求めた「対シリア制裁法案」を可決。隠し資産問題がこじれれば、制裁の実施など両国関係はさらに悪化する恐れがある。
高官によると、隠し資産は総額30億ドル(約3300億円)に上るとみられ、米政府は、旧フセイン政権支持派などによるイラク駐留米軍攻撃に使われることを懸念している。(ニューヨーク共同)
パウエル米国務長官は五月、シリアを訪問し、アサド大統領にイラクへの隠し資産返還を極秘に要求。資産を保管している疑いのある少なくとも二行の国営銀行名と口座番号を提示した。
シリア側は、隠し資産の存在を公式に否定。米政府は、徹底的に調査するため米金融専門家二人とイラク中央銀行の幹部二人をダマスカスに派遣したが、シリア側からは限定的な協力しか得られなかったという。(毎日新聞)
[10月13日8時55分更新]