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(回答先: Re: 共産党員の自己変革について（2） 投稿者 竹中半兵衛 日時 2003 年 11 月 22 日 17:50:01)
竹中半兵衛さん ご返事ありがとうございます。今、一生懸命貴方のご返事を咀嚼しようと何回も読み返しております。
さらに、愚民党さんの文章も何とか理解したうえで「ありがとうございました。また目からウロコです。」と報告したいと思います。ところが、愚昧のうえ、不真面目な性格ですので（不真面目と自覚しているぶん、真面目な日和見主義者より少しはましでしょう、）何時何時までに理解できるか不安になっています。
不真面目と思うのは、私達の利益を保証する権力機構を渇望しながら、何十年も傍観者である私に対して、革命を志向している立場から、懇切丁寧なご教授をいただいた事への恐縮さです。これからもご指導いただくためにも、私（たくさんの私のような人がいるとおもいますので）の今の状況を配慮していただきご教授ください。
いくつかの零細企業の仕事から脱落して、１９７４年、中国物産展のアルバイトを経て、物産販売会社に就職、２年で倒産、社員６名で在庫商品を元手に物品販売をはじめ、半年後には３名、さらに７６年には大正生まれの共産党員と２人で共同経営（露天商）。８８年までは順調でしたが消費税の導入以降売り上げが落ち、９１年、相棒は引退、その後最大４名（私を含め）で頑張ってきましたが、２００１年より現在まで２人で喘いでいます。最期の喘ぎかなと不安です。
７４年当時までの中国物産展には、はぐるま座が典型的な抽象としての労働者を演じたり、また右翼の乱入などがあり賑やかでした。この間で、毛沢東撰集全５巻その他を購入しました。怠惰な私は斜め読み、毛沢東語録の一言節句を暗記して、話を合わせておりました。はぐるま座は日本共産党（左派）の綱領の説明をしてくれました。
この時の、説明は共産党の綱領をそのままにして議会による政権奪取を暴力による政権奪取を認めると付け加えた感じのように記憶しております。
彼らが薦めてくれた本がレーニン全集でしたが、全集は購入せず「国家と革命」とか「共産主義における「左翼｣小児病」とか数冊です。スターリンの著作は「レーニン主義の諸問題」と「マルクス主義と民族問題」しか読んでおりません。
読んだことと理解したこととは別問題ですが、当時、７４年は目からウロコ状態でした。マルクスの「哲学の貧困」に至っては、まるっきり理解できなかったと記憶しております。何時の日にか再挑戦したいと思います。
系統的に学習したこともなければ、わずかに学習できたことを実践したこともありませんが、１・マルクスレーニン主義が労働者階級を開放する理論であること、２・この理論は、多くの労働者農民の戦いの経験を総括するなかから生まれたもの、なによりも、労働者の立場にたった被支配者側の理論であること、３・革命の核心は権力問題であること、が私の頭にこびりついています。（宗教的と笑わないで下さい。）
私の先生は、相棒の共産党員であったし、自民党でした。（ちょっと抽象的ですが）
古臭いと笑われそうですが、今でも、そのように思っております。「権力の奪取」がなければ全てが無い。本当の革命も、本当でない革命も、私には理解できません。
極端な言い方をすれば、ソ連型、中国型、キューバ型でも、なんでもＯＫと考えております。
私は鶏ではないので卵は生めませんが（自分の能力を自覚しております）、卵の味は判ります。多くの私がたくさんいると信じています。
革命組織が革命主体の労働者階級から権力を奪い、革命主体を支配した多くの社会主義国の経験を総括し、私たちに夢のある未来を指し示してください。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。