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(回答先: Re: おら、マルクス詩集が好きだっぺ 投稿者 愚民党 日時 2003 年 11 月 26 日 01:34:39)
愚民党さん、
ちょっとレス遅れてすまってすんません。
二日ほどたってすまい、---昨日は焼酎で二日酔いだったあ----、酔ってるときに愚民党さんの出してくれた宮地さんのリンクば読んだときには驚きの連続だったっす。
党内権力闘争は側面情報ももっていたすい、また阿修羅のサイトで深めてきたと思い感謝すいてんだども、上田兄弟とズルケンの対立は初めて知りますいた。こういう内部情報を上田兄弟がわざとリークさせる以外にズルケンば放逐することもできねんべと思うすい、また権力闘争では、共産党は上田兄弟のクーデターだと思うすい、あんともはや、スパイ組織とすいて純化すたんだなあとつくづく思っただ。宮本も戦前の動向が宮本自身の口から証明されてるだけで裏付けがねんだから、こら権力からネジば巻かれて送り込まれたスパイだな。権力もあんまり露骨な弾圧は、戦後はでげねぐなった。ほんでやんわりと共産党ば変質させる役割ば演じただな。
共産党がスパイ組織だっつうのは、60年安保で、こりゃ誰の目でも明らかだったんだ。おら小学生だったんよ。ほんでもわかっただ。なんでか。
おら、小学校で夏期講習が山形大学であったことば覚えてる。
当時のことは詳しくは忘れたが、原体験的な記憶は消えねえ。
教育学部と文理学部があってなあ、たぶん小高い丘のあったとこで、ええと、ポプラの木がきれいだった。丘の上ではみんなで「あんねの日記」ば朗読しとったんよ。おらと同級生ならまだ覚えてる人がいるかもすんねえ。オラの初恋の（ませたたん）子も一緒だったあ。
ほんで、安保ばじかに見てたもんね。山大生がプラカードかついで大学からデモさでかけて行ってたどう。市内でも教職員と一緒に勤評闘争とあわせて盛り上がっとったども、東京さ位って田人たちもおっただよ。ほんでもって、ええと、オラ、「講習」の部屋さはいると、なあ、机さすわんべ、すったらよう、真っ先におらの机さ落書きがすいてあんのよう。「岸を殺せ！」っつ文字だ。ナイフで彫りこんであんだあ。おら隣の友達さ聞いたらやっぱすいおんなじ落書きがすいてあるだ。ほんで「こりゃなんと読むだあ？」と二人で推察すいたんだがなあ、「キスイをバラセ」って読むだなあ、なんて話ばすいてた。
今から思い出せば当時はブントだったのかもねえ、ほんでしばらくすると4トロさ変わったんでねの？
ま、小学生も安保・キンピョウさ巻き込まれていただな。松川事件も含めて先生方が授業でこっだら「反権力」の話ばすいてんだ。
もうこのころはよう、学生運動の主流が代々木系と違うってのはテレビでおなじみさなってただ。学生が警察機動隊さめった打ちされて血だらけさなって安保反対ば叫ぶ、国会突入する、その傍らでは、日共は「極左トロツキスト」ば取り締まれっつて警察さお願げえすいて弾圧すんだもんね。
おらだ小学生は、学校では「夕べのテレビ見ただか？」、ほんで情勢ば小学生なりに分析すんだ。こりゃひょっとすいて革命が起きんじゃねの？っつて胸躍らせたもんだ。
ほんで国会ばはだし（歯出し）であるくキスイ（岸）ばみんなで「アメリカの犬」って笑ってただ。最後は樺美智子が殺されたけど、こりゃ虐殺だった。ほんでもあれだけ闘争が盛り上がったのに、安保がなんで通ったかは、意味がわかんねえども日共の裏切りははっきり感じた。
岸がそのあとすぐ辞職すいたから、ほらま少しは自己満足すいたんだども。
ほんでこのような事態ば中学生、高校生になるにつけ捉え返せば、日共は火炎瓶闘争以来、ソフトにつぐソフト路線さ展開すいた。階級闘争（議会闘争も含む）の裏切りば攻撃さるにつけ居直りば繰り返す。ほんでも居直りを図るに、権力さ反対党派ば売る。こりゃもう左翼じゃねえな、ってつくづく思っただ。
権力さ庇護を求めるっつうことは自ら左翼とすての武装解除ば宣言すいたことば意味すんだ。自分はそんなこたねえと主張すいても、すでにスパイがもぐりこむ素地ができたことば意味する。
ほんで愚民党さんのミヤケン・フワーへの嫌疑ば検証すると、どうも日本共産党の戦前からの動きば検証すいなおさねばなんね、と同感すいたっす。
そすて70年代から90年代まで続く左翼受難の歴史ば、おらは自分の体験ば、荷電粒子さんの投稿も参考ささせてもらいながら検証すいなおすいて見るだ。すまねんどもちょっくら時間ばけろはあ。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。