現在地 HOME > 掲示板 > 不安と不健康7 > 426.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 謎多し。 投稿者 Q太郎 日時 2003 年 12 月 07 日 19:49:30)
>どうもアイスターはマルチ商法ではないのか?という話もあるみたいですが、それなのにマスコミはそれについてはノータッチだという指摘でした。実はその辺もいろいろあるらしい事は感じます。
ここがとは言いませんが、化粧品(含む女性下着、健康食品)のマルチに関して何か書いた時のリアクションは凄いです。代理店(ようするにセールスレディーさんなのですが)に、すぐそれが流れます。彼女達のほとんどは、自分が問題を抱え込まない限り、良くも悪くもその商品=会社を信じていますから、本気で怒ります。
このような状況があるので、化粧品被害(皮膚への)の問題もなかなか取り上げられません。
アイスターは宗教もやっていますが、やっていないところもそれに近いノリがあります。また自己啓発セミナーから流れて、この手の事業を立ち上げた人も多いです。
メディアへの広告はあまりしないので(その必要もない業界ですから)、その部分での圧力みたいなものは少ないと思います。ただ政治家とのお付き合いは盛んです。
>その会員制みたいなホテルに何で元患者が泊まりに行く話になったのかは確かに不透明ですね。ネット以外の情報源だと、全然よくわかりませんね。ハンセン病の人達が泊まりに行くためのアイスター側の窓口って誰だったんでしょう。
----------------------------
(毎日新聞・一部抜粋)
【12】ハンセン病:
元患者らホテル宿泊拒否される 熊本
2003.11.18
国立ハンセン病療養所「菊池恵楓(けいふう)園」(熊本県合志町)の入所者を対象にした「ふるさと訪問事業」で、熊本県が同県南小国町の黒川温泉のホテルに宿泊を申し込んだところ、「他の客に迷惑になる」と拒否されていたことが18日、分かった。県は「人権侵害にあたり、旅館業法違反の疑いがある」と調査に乗り出し、熊本地方法務局も「早急に調査し、勧告など何らかの対処をしたい」と話している。
県によると、同事業は18日から1泊2日の日程で、同園の元患者18人と職員ら4人の計22人が参加予定だった。9月17日に県が黒川温泉の「アイレディース宮殿黒川温泉ホテル」に宿泊を申し込み、11月にファクスで宿泊希望者の名簿をホテルに送付。ホテル側は宿泊者が同園の入所者であることを知ったという。
http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/892354/83n839383Z839395a-0-12.html
----------------------------------
アイスター側の窓口に関しての情報は見つかりませんでしたが、この記事によると、県が「アイレディース宮殿」を選び、申し込んだとなっています。なぜ県はわざわざ会員制のような「アイレディース宮殿」を選んだのかが不思議です。自治体の事業で、マルチや新興宗教の噂がある宿泊施設をなんで選ぶのか。
勿論アイスター側の対応もひどいですが、県の側にしても、既に痛みを十分過ぎるほど負っている人達に、いらぬ痛みを更に負わせたのではないかと思えてなりません。
>こうした病気で苦労している人達は、「かわいそう」とも思われたくなくて、単純に普通に付合ってくれた方がいいと、本人達の口から聞いた事があります。そうはいっても(HIVキャリアとかは)体調の事とか考えると難しいので、気は使います。
変な表現かもしれませんが、普通に病気を抱えている人として・・ということなのだと思いますが、例え同じ病気でも、自分と同じように感じているかどうかはわからないですよね。自分の痛みだってわからないこともありますし。わからなくても、違っていても、付き合える、では、だめなのかなと思ったりします。
>今回の記事は、「そうでなくなった時」に日本人がどう反応するかという典型だと思える記事だったので、それを考えると、怖いですね。
病気のことだけじゃなくて、子供が怖いもそうですが、感覚的な部分でわからない、違うと思えることに対しての拒否感や恐怖感が、どんどん大きくなっているような気がします。それが憎悪になった時が、すごく怖いです。