現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産31 > 135.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: サウジアラビアのサウド王家は安泰か? 石川荘太郎 (逓信協会雑誌2月号掲載) 投稿者 hou 日時 2003 年 10 月 14 日 20:13:44)
【ニューヨーク=清水記者】サウジアラビアの王族実業家が、シティコープの発行済み株式シェアの一四%強を握る最大株主になるとの観測が広がっている。シティは昨年二月に自己資本強化を狙って多額の優先株を売却したが、この実業家が普通株への転換の認可を米連邦準備理事会(FRB)に申請しているためだ。「シティの経営には影響を与えないことで合意している」といわれるが、最大手米銀としてシティが収益立て直しを急いでいる時期だけに、金融関係者の話題を呼んでいる。
この株主は、シティと十年以上も取引関係のあるサウジアラビアの実業家アルワリード・ビン・タラル王子。同氏は優先株を買う前に、すでにシティ株の四・八%を持つ個人最大の株主だった。シティは昨年、普通株に転換する権利付きの優先株五億九千万ドルを同氏に売却していた。この優先株が普通株に転換されると、同氏のシェアは一四・四%になるとみられる。
米国では、銀行持ち株会社の一〇%を超えるシェアを持とうとする場合には、FRBの認可が必要になる。シティは四月の年次株主総会に向け株主に招請通知・委任状を送っているが、サウジの個人大株主をめぐって総会でも論議が高まりそうだ。