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(回答先: 米BSE:牛歩行をめぐって疑念 下院委が農務長官に書簡 [毎日新聞]【あのBSE感染牛は“へたり牛”ではなかった?】 投稿者 あっしら 日時 2002 年 2 月 18 日 22:05:06)
【ワシントン=広瀬英治】米ワシントン州で昨年12月にBSE(牛海綿状脳症=狂牛病)感染牛が見つかった問題で、この牛が処理当時、公表されているような歩行困難ではなかった可能性が浮上してきた。
米下院政府改革委員会は17日、アン・ベネマン米農務長官に真偽をただす書簡を送り、「事実ならBSE検査体制と農務省の信頼性に深刻な影響が生じる」として、BSE検査体制の抜本的な拡充を検討すべきだと指摘した。
農務省は、この牛がBSE検査に回されたのは処理場で立っていられない状態だったからだと説明してきた。しかし、内部告発者を支援する民間活動団体「GAP」が同委に提供した資料によると、処理場の経営者と処理担当者、運搬業者の少なくとも3人が「牛は処理直前に歩いていた」と証言した。
牛がBSE検査に回された理由については、もともと処理場が1000頭分の脳組織を農務省に試料として提供する契約をしていたためであり、牛の状態とは関係なかったという。処理業者は、農務省が「牛は歩行困難だった」と発表した後の1月6日、発表の誤りを指摘する内容のファクスを農務省に送ったとしている。
同委は農務省に対し、3月2日までに書簡に回答するよう求めている。農務省は、日本が求める全頭検査を否定する理由の1つとして、歩行困難な牛を食用から外す安全対策を講じたことを挙げており、こうした主張が根本から崩れる可能性もある。
(2004/2/18/22:44 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040218i314.htm