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【ワシントン和田浩明】米下院政府改革委員会は17日、昨年12月に米国で初めて発見されたBSE(牛海綿状脳症)感染牛が、米農務省の説明とは違い歩行困難ではなかったとの複数の目撃証言があり、即時調査が必要との書簡をベネマン農務長官に送った。同委は「事実なら農務省の信頼性を揺るがすもので、BSE検査体制の大幅拡充が必要」と指摘している。
歩行が困難かどうかはBSE検査の必要性を判断する主要基準。農務省も会見などで、問題の牛を検査した理由を「歩けなかったから」と説明してきた。
書簡によると、牛が歩行可能だったと証言しているのは運搬業者、解体場の経営者、解体担当者の3人。処分後のBSE検査の理由も、農務省の説明とは違い、牛の状態にかかわらず1000頭分の脳組織を提供する農務省と解体業者の契約によるものだったと指摘。さらに、今年1月6日には解体業者が農務省に牛が歩けたとの情報をファクスしたという。
書簡はデービス同委員長とワックスマン委員の連名。今回の情報は内部告発者を支援する市民団体「GAP」が提供したと説明し、ベネマン長官に3月2日までに回答するよう求めている。
[毎日新聞2月18日] ( 2004-02-18-11:54 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040218k0000e030040000c.html