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(回答先: 「もんじゅは廃炉に」 市民団体が敦賀で集会(共同通信) 投稿者 エンセン 日時 2003 年 12 月 06 日 17:43:34)
高速増殖炉「もんじゅ」改造工事 敦賀市長、事実上の了解を表明 /福井
◇反対グループ申し入れに「より安全な施設へ」
核燃料サイクル開発機構(核燃機構)の高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)の運転再開問題で、河瀬一治市長は5日、「(地元了解の是非は)まだ判断していないが、改造工事をやることでより安全な施設になれば良いと思う」と述べ、再開に向けた着工を了解する意向を事実上、表明した。了解しないよう求めるグループの申し入れに対して答えた。 【日野行介】
申し入れたのは、着工に必要な「地元了解」の権限を持つ西川一誠知事と河瀬市長に対し、折り鶴を送ることで着工を認めないよう求めている県内のグループ。市によると、これまでに折り鶴が入った封筒約300通が市役所に届いているという。
河瀬市長に渡した質問書は、「改造後のもんじゅは安全」と結論づけた県の「もんじゅ安全性調査検討専門委員会」の最終報告書について、「ナトリウム漏れ火災事故を軽視し、より深刻な事態すら容認している」と厳しく批判。「改造工事はなし崩し的な運転再開につながる」として了解しないよう求めた。
これに対し河瀬市長は「(最終報告書で)トラブルは起きるであろうが重大にはならないと聞いて安心している。改造工事をやることで安全な施設になれば良いと思う」と述べ、改造工事着手を容認する意向を示した。
しかし了解のタイミングについて、河瀬市長は「県ともすり合わせしなければいけない。『設工認』(経済産業省による詳細設計などの認可)のこともある」と述べ、県との調整や同省の認可によっては、来年になる可能性を示唆した。
またこの日、共産党嶺南地区委員会など19団体も「安全性に不安がある」「(設置許可を無効とした)名古屋高裁金沢支部判決を守るべきだ」などとして地元了解しないよう河瀬市長に求めた。河瀬市長は「判決が確定したなら守るべきだと思うが、国は上告しており確定していない。なるべく早い時期に判断したい」と反論した。(毎日新聞)
[12月6日19時31分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031206-00000001-mai-l18