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「もんじゅは廃炉に」 市民団体が敦賀で集会
1995年のナトリウム漏れ事故後、停止している核燃料サイクル開発機構の高速増殖炉もんじゅの運転再開に反対する市民団体が7日、福井県敦賀市白木のもんじゅが見える海岸で集会を開き、解体と廃炉を訴えた。
もんじゅをめぐっては、1月に名古屋高裁金沢支部が原子炉設置許可を無効と判断し国が上告。一方、県の専門委員会は11月に「(運転再開の前提となる)改造工事後は工学的に十分な安全性を持つ」との報告を発表。西川一誠知事らが工事の是非を近く判断する。
集会で原告団の小木曽美和子事務局長(67)らは、新潟や富山、兵庫などから参加した学生や市民約700人を前に「国は最高裁判決確定まで少なくとも現状を凍結すべきだ。何としても運転は許さない」と呼び掛けた。
参加者はその後、横断幕を手にもんじゅ前までデモ行進した。(共同通信)
[12月6日17時27分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031206-00000089-kyodo-soci