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(回答先: わざわざまぎらわしいフィクションを書いとるやないか 投稿者 ブルドッグ 日時 2003 年 12 月 22 日 02:01:08)
ブルドッグ殿
何やら2・26事件収拾の際アドバルーンに付いていたノボリの文句のような題名であるが、今回の件については一応貴殿があっしら氏のスポークスマンをボランタリーで務めていると理解し、貴殿に返事をすることにするが、内容はあっしら氏に対する忠告である。
まず本格的「ガチンコ分析」は必然的に「新管理人規則」に抵触する関係で、これを遂行することができないことを明確にしておきたい。これで小生の意は十分通ずるはずである。
私は阿修羅を高く評価しているものであるが、それはまず木村書店主の哲学・アプローチによる所が大である。緻密かつ誠実なファクトの集積を伴わない陰謀論はトンデモに堕しがちなことは言をまたない。ある意味で愚直であることが求められるのである。その点で阿修羅は他の陰謀系ともいうべきサイトが、事実上のチャットルームと化しているのと大分趣を異にしている。これはあっしら氏の功績も相当あるものと思われる。小生などは典型的右脳型人間である関係で、1+1=2を繰り返していると何十回目かに1+1=3とやりたくなる衝動を抑えられない部分がある。このような性向はcredibleな知識体系を構築していく場合マイナスであり、阿修羅からは教えられることが多い。
さらに言うなら阿修羅には独特のアカデミックな雰囲気が漂っている。これもあっしら氏の緻密にして論理的な分析と、該博な知識の功績に負うところ大であることは間違いない。氏の投稿量は非常に大きいので面白そうなものだけの拾い読みではあるが、それでも十分に言えることである。ただ氏の投稿にコメントを付けると、延々ととてつもない長さの論文交換に発展する可能性があるので、あまりやらないようにしている。
小生は他人のもめ事にちょっかいを出すことは出来れば避けたい、と常々考えている人間ではあるが、氏が今後も「天の岩戸」(笑っちゃうね)に隠れたままであることは、やはり阿修羅にとって大きなマイナスだといわざるをえない。それに論議板が貴殿と他の投稿者の罵詈雑言に近いやり取りで占拠されることも、決して望ましくはない。あっしら氏にとっても投稿を控えることは精神衛生上芳しくないのではないかと察する。従って「公正な立場における善意の第三者」として敢えてちょっかいを出すものである。
ただしあっしら氏復帰の前提として、ブルドッグ氏ないしエンセン氏が主張している条件の履行、即ちビルダーバーグ氏ならびにWW氏に、謝罪などのアクションを求めることはけだし困難であろう。というのも、彼ら(特にビルダーバーグ氏)の主張の中には率直に言って、余り耳障りの芳しくない、というよりはほとんど悪趣味な「個人的詮索(あっしら氏の出自云々)」が散見されることは事実であるにせよ、致命的に他人を誹謗中傷したと結論できるものかどうか、がどうも微妙だと思われるからである。「新管理人規則」への抵触に関しても、ルール成立前に訴求して適用し得ないことは言うまでもない。それにあっしら氏に投稿を自粛しろと誰かが強要したわけでもない。
大きなプレゼンスを持つ者に対して風当たりがきつくなるのは洋の東西を問わないが、日本独特のムラ社会ではよりその傾向は強いのではないか。ビルダーバーグ氏によるあっしら氏批判は「取り仕切られる」ことへの抵抗のようなものであって、ある意味で有名税と解することができる。内容は相当感情的なものであるから無視したっていいわけで、どうしても我慢ならなければ、個別にロジカルに反論したっていいのである。ただ今回の経緯を経た上でビ氏がさらにあのような陰湿なあっしら批判を続けるかどうか疑問である。
ハッキリ言ってビルダーバーグ氏がtrinity theory(三位一体論: 一寸きわどいが、新管理人規則との抵触を避けるためこの用語を今後用いることとする)を唱えた時に、あっしら氏、エンセン氏、その他は対応を間違えたのである。馬耳東風に聞き流せばいいものをパニックを起こしてしまった。そのために日頃木村書店主がいう「本当のところを付かれると怒る」原理に、そのまま該当するかの印象を与えてしまったのである。誰も投稿を自粛などする必要はなかったということだ。
根拠のない主張であったなら、「馬鹿馬鹿しい」と笑い飛ばしてそのまま終息するはずだったものが、あれだけの大騒ぎ・ドタバタが演じられるのを目撃してしまった現在、小生が何を以て真相と考えているかは、「新管理人規則」に抵触するのであえて言及を避けることにする。申し訳ないがaudienceの大多数も小生と同じ印象を持っているのではないか。Trinityが事実だったとしても、それは氏の知的エネルギーが一寸ありあまってしまった結果、ないしは「遊びの精神」と理解してそれで終わりである。逆に言えば大したものである。凡百の徒には到底適わぬ業である。もちろん基本的ルールに違反していたかもしれないが、重大な違反ではない。軽く一笑に付して終わりに出来るはずの問題であった。
いずれにせよ過去の経緯に拘泥するのは建設的ではない。どうやったらスムーズに復帰できるか、ここである。答えは簡単である。明日から何もなかったかのように投稿を再開すればいいのである。本人が気にしている100分の1も周囲は気にしていないからである。むろんエンセン氏その他が同時に復帰しても一向に差し支えないのだが、この辺は色々判断もあろう。復帰は早ければ早いほど良い。遅くなれば遅くなるほどやりにくくなる。復帰以降もビルダーバーグ氏・WW氏が色々と妙なコメントを行った場合は、それこそストーカー行為として全体から非難を浴びることとなろう。
ただ大した投稿実績もないのに投稿者諸氏を雑魚呼ばわりした貴殿(ブルドッグ氏)は、一言釈明が必要かもしれない。