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(回答先: ああ、ウクライナの友よ！ウクライナの悲劇よ！およそ１０年間で２０００万人のウクライナ人がスターリン・ヒトラーによって殺されていた。 投稿者 wr1ももtre1 日時 2003 年 11 月 26 日 15:36:10)
wr1ももtre1さん、はじめまして。
私はウクライナの飢餓について、知れば知るほど歯がゆい思いをしています。
実は１１月２４日の朝日新聞に次の記事がありましたので投稿しました。それに対するレスもありますので、私の認識の低さと情報の少なさをご理解いただけると思います。
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３２年のＮＹタイムズ受賞取り消さず ピュリツァー賞委 (朝日新聞）------スターリンの犯罪
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/222.html
投稿者 竹中半兵衛 日時 2003 年 11 月 24 日 03:03:49:0iYhrg5rK5QpI
３２年のＮＹタイムズ受賞取り消さず ピュリツァー賞委
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旧ソ連からの報道で３２年にピュリツァー賞を受賞したニューヨーク・タイムズ特派員ウォルター・デュランティ記者（故人）が、スターリン政権下の暗部を意図的に報道しなかったとして賞の取り消しを求められていた問題で、同賞委員会は２１日に会合を開き、同記者の賞を取り消さないことを決めた。
同賞事務局（米コロンビア大学内）によれば、委員会は受賞の対象になった３１年の１３の記事を再検討した。その結果、現在の国際報道の水準からすれば評価の対象にすらならないと認めつつも、ソ連の暗部を報道しなかったことを意図的な欺瞞（ぎまん）だとする明確な証拠はないと判断した。
さらに、現在とは異なる世界状況の下での受賞であり、当事者が全員死亡していることなどを勘案して不問に付した。
賞の取り消しはウクライナ系米国人協会が求めていた。同協会によれば同記者は、３２、３３年にウクライナで進められた強制的な集団農場化の失敗で数百万人が餓死した出来事について、「餓死などない。そうした報道はどれも悪意に満ちた誇張だ」とソ連政府の情報をそのまま流していた。
ウクライナ国会は飢餓から７０年を節目に、「飢餓はソ連による虐殺」と宣言し、世界史上の悲劇として記憶させる運動に取り組んでいる。これに関し同賞委員会は「今回の判断は、おそるべき出来事の重大性を減じるものではない。スターリンによってもたらされた多くの死を悼む」と声明を発表した。 (11/22 11:37)
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この稿、選挙板でも参考で掲載しましたが、まだ朝日のサイトに残っていますのでご参照ください。
スターリンに関する新しい事実が出てくるたびに暗くなる。
常に驚くのは犠牲者の数が半端ではないこと。
私はスターリンを悪魔と名づけます。
してみれば日本共産党は悪魔の私生児。
スターリンという悪魔（の亡霊）がいまだに地上をさまよっています。
こいつにとって人間の命なんて、権力掌握のためには虫けらでしかない。
アメリカのベトナム・ユーゴ・アフガン・イラクでの侵略が人民を虫けらとしてジェノサイドしてゆく、まさにその先例はここにあり。
頭は相当悪かったらしく現代の「藪吉」（戦争屋は嫌いださん）同然だったらしい。
過去、創生期から日本共産党はスターリンの「ソ連」に代表派遣して一生懸命指導を仰いでいた。
今はそんなこと歴史のゴミ箱に投げ込んで、「わが党は一貫して正義を貫いています」だと。
もちろんスターリン個人の問題ではない。
彼の独裁を許した盲従者たち、世界の「共産党」も同罪。
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フォローアップ:
* Re: 藪吉と呼んでください 戦争屋は嫌いだ 2003/11/24 20:42:13 (0)
* ベトナムは共産主義者皆殺し作戦でしょうが すぱる 2003/11/24 13:10:46 (0)
* スターリンはグルジア問題について、最晩年のレーニンと闘争し権力を握って行ったのではなかったなかったですか？ シジミ 2003/11/24 04:01:10 (4)
o Re: 集団農場の犯罪性---ウクライナ大飢饉の真相 竹中半兵衛 2003/11/24 11:43:15 (3)
+ Re: 集団農場の犯罪性---ウクライナ大飢饉の真相 Irish Nationalist 2003/11/24 21:49:18 (0)
+ だったら実態が漏れている北朝鮮は一体・・ すぱる 2003/11/24 13:37:31 (1)
# Re: だったら実態が漏れている北朝鮮は一体・・ Irish Nationalist 2003/11/24 21:51:30 (0)
* Re: 朝日のURLです 竹中半兵衛 2003/11/24 03:50:34 (0)
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wr1ももtre1さんのご投稿にはこれまで気づいていたのですが、レスが遅れました。
しばらくウクライナが頭から離れていたのですが、たまたま本を整理していたら、読まずじまいだった
The Harvest of Sorrow: Soviet Collectivization and the Terro-Famine （ISBN :0195051807)
という本に出くわしました。
まだパラパラとメインの箇所を流し読みしている程度ですが、ウクライナへの飢餓攻撃がｐ２１７ページから273ページまで言及されています、そして299ページから307ページまで
death roll（１９３３年から１９３７年までのウクライナ農民の死者数など）について書かれています。
この本はamazonで検索してもヒットします。
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レビュー(amazonより引用）
Book Description
The Harvest of Sorrow is the first full history of one of the most horrendous human tragedies of the 20th century. Between 1929 and 1932 the Soviet Communist Party struck a double blow at the Russian peasantry: dekulakization, the dispossession and deportation of millions of peasant families, and collectivization, the abolition of private ownership of land and the concentration of the remaining peasants in party-controlled "collective" farms. This was followed in 1932-33 by a "terror-famine," inflicted by the State on the collectivized peasants of the Ukraine and certain other areas by setting impossibly high grain quotas, removing every other source of food, and preventing help from outside--even from other areas of the Soviet Union--from reaching the starving populace. The death toll resulting from the actions described in this book was an estimated 14.5 million--more than the total number of deaths for all countries in World War I.
Ambitious, meticulously researched, and lucidly written, The Harvest of Sorrow is a deeply moving testament to those who died, and will register in the Western consciousness a sense of the dark side of this century's history.
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wr1ももtre1さんが日本語の書物をお探しのようで、私は役に立ちませんが、差し出がましい限りですが、参考までにお知らせしておきます。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。