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http://www.asahi.com/national/update/0924/002.html
爆発は容疑者の不注意? 人質にたばこ勧める ビル爆発
3人が死亡した名古屋市東区の立てこもり爆発事件で、死亡した別府昇 容疑者(52)=同市中川区=が、ガソリンをまいた事務所内でたばこをくわえ、人質にも勧めていたことが分かった。一方で別府容疑者が、事件前日 に妻に離婚届を渡していたことも判明。愛知県警は、重大な決意を固めたう えでの計画的な犯行だったものの、気化ガソリンの威力を軽視した別府容 疑者の不注意が大きな被害を引き起こした可能性があるとみて調べてい る。
東署の捜査本部の調べでは、別府容疑者はビル4階の「軽急便」名古屋 営業所に持ち込んだポリ容器をけり倒し、中に入っていたガソリンをまき散 らしたとされる。ガソリンは揮発性が高く、室温でも自然に蒸発してガス化す るといい、営業所内にはガス化したガソリンが充満し、爆発が起きやすい状 態になっていたとみられる。
この室内で別府容疑者はたばこをくわえ、人質に勧めることもあったとい う。現場検証の結果、爆発の着火点は事務所内の出入り口付近に倒れて いた別府容疑者の周辺とみられている。このため捜査本部は、別府容疑者 には気化ガソリンが大爆発を誘発するとの認識が薄く、たばこに火をつける などして引火した可能性があるとみている。
一方、事件発生直後、別府容疑者の妻(48)が同ビル3階に設置された 捜査本部に駆け付け、犯行前日、離婚届を渡されたと打ち明けていたこと も分かった。妻が別府容疑者の性格について「普段はおとなしいがいったん決めると頑固で短気」と話していることや、別府容疑者が手製の火炎瓶 のようなものもペットボトルで作っていたことなどから、捜査本部は周到に計画を練ったうえでの犯行とみている。
(09/24 03:05)