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(回答先: 8/27の「クローズアップ現代」で特集してました 投稿者 オリハル 日時 2003 年 8 月 30 日 02:07:05)
オリハルさん、はじめまして。お話できて光栄です。
リンクしていただきましたクローズアップ現代は
見逃しておりましたので、早速見させていただきました。
当日の宅間被告の犯行、教師たちの対応、子供たちの様子が
よくわかりました。ありがとうございます。
先生方の対応に関しては、いたらなかったこともあったでしょうが、
私がはじめに思っていたよりも、適切だったのではないかと感じました。
そんなことが起こるとは思いもよらない平和な学校の授業風景の中に、
刃物を持った身長182センチの巨体の宅間被告がいきなり襲ってきたら、
できる対応は限られます。自分の命を犠牲にして子供を助けるべきなどいえません。
気になったのは、凶行を所与のこととして、その対応に焦点をあてただけの
番組のつくりに、日本の置かれた状況の空寒さを思わざるを得ません。
この凶行は、未然に防げなかったことはないはずなのです。
というのは、おなじ伊丹市に住む私は、警察も含む(中心に?)権力から、
24時間、盗聴、ストーキングの被害にあわされているのです。前科0犯の私がです。
警察には、私が市内に外出すると、かなりの確率で出会います。示威活動のようです。
前科もない人間にこれですから、前科10犯くらいの宅間被告に対しても、
同じ事をしていれば、100%防げたはずです。わたしは、この事件を見逃した
警察に対して、疑問と怒りの感情を持っていました。追いかけ回すべき人間が違うだろうと。で、本当に警察は宅間被告の犯行を事前に予知し、防ぐことができなかったのかと。
オリハルさんに教えていただいた「クローズアップ現代」の中に答えがありますね。
警察は、事件の連絡から7分以上動こうとはなかった・・・。
そしてそれを不審に思った遺族の交信記録の公開を、なめきった理由で拒否している。
この場面で思い出したのが、9.11です。池田の事件のほうが先です。
そして、社会を恨んだひとりの精神が崩壊した人間の異常な凶行という
今まで持っていたイメージは、大きく変わりました。
宅間被告は実は、オウムの村井を殺害した、在日朝鮮人、じょ被告と同じような
鉄砲玉なのではないかと。今、われわれが見せられている裁判や報道も
目的に向かって、シナリオどおり演じられている芝居ではないかと。
わたしは、宅間被告は何も知らずに操られているのではと思いましたが、
そのレベルをこえて、彼はもしかしたらすべてを知った上で、彼の所属する
団体に頼まれて、犯行に及んだのではないかと思い始めています。
そのほうがつじつまが合うのです。理解不能な異常な宅間被告など想定するより、
それらはすべて周りがシナリオに沿って作り上げたでっちあげの人物イメージであり、
それを、忠犬のマスコミが正確に伝えていると考える。
宮崎事件、神戸事件、長崎事件、和歌山事件と続く事件とまったく同じ構造です。
ひとりの異常な人格の犯行とすることで、事件の本質を隠蔽するのです。
ただ、この事件がほかと違うのは、冤罪かそうではないかということです。
そして真犯人たちは、のうのうとして、次の犯行の準備をしているのです。
事件が起これば、関係者は自らを責め、被害者やマスコミ、政治家も
彼らを厳しく責めて、罰っしはするが、真犯人には見向きもせずに
知らぬ存ぜずで、極悪犯罪の治外法権を与えつづけるのです。
ここまで考えれば、報道されている事件の動機もすべてうそということになる。
彼は社会などうらんではおらずに、池田小学校を選んだ動機も
池田中学を受けようとした事実はあったのかもしれないが
ただそれだけであり、学力がなければ入れないのは、あほでもわかることで
根に持つ必然性などまったくない理由です。エリートの子供たちをうんぬんも、
うそっぱちの理由となる。ただ、彼にとっては嘘っぱちでも、シナリオを書いた
人間にとっては、犯行を指示した主体にとっては、日本国立で概して裕福な
子供たちが通っている池田小学校を襲撃場所にすることは、
重要な意味があったかもしれません。
彼は、一般社会とは軋轢を繰り返しますが、かれの所属する特殊社会においては
多少、一匹狼的なところはあってもきちんと受け入れられて生きていたのではないかと
推測します。
今回の裁判での退場劇は、彼の異常性を演出するのに必要であるとともに、
遺族に対して毒づき不快な思いをさせる必要性からもなされた茶番であるようです。
なぜペーパーの持ち込みを許したのか。遺族の家族構成など、だれが吹き込んだのか。
それを、常軌を逸した異常性格で防ぎようがない、で片付ける弁護人の態度には強い疑義を感じます。
事情があって法廷に入れない遺族のために、別室で法廷のモニター視聴が
許されたといいますが、この措置も、遺族のことを思っての措置か疑問に思います。
宅間被告が遺族に毒づくのを承知の上で、全遺族に彼の毒づきを。見せるための
それだけのための例外的措置であったのではと、かんぐります。
今、日本を支配する人たちの思考、行動パターンからすればそちらのほうが
わたしにはずっと可能性が高く感じます。遺族はだまされ、はめられ馬鹿を見ている
のです。
宅間被告の死刑容認、控訴不必要発言に対する弁護団の控訴発言、
反省しない宅間被告にそれをもって無期懲役をと書き立てる新聞。
すべては一本のレールのシナリオ。自らは死をのぞむふりをしつつ、
ほかの人にそれに反することを言わせる芝居は、交渉ごとのテクニックで、
裏社会では常識ではないですか。
おそらく宅間被告は、あっしら、わいらが日本を完全支配した暁には、
堂々と出してやるから、それまで我慢してくれや。でたら英雄としてすき放題し放題や。
きっと5年かそこらで出してやる、とでもいわれているのではないだろうか。
オリハルさんへのレスなのに、例によっていつもどおりの論調になってしまいました。
失礼しました。