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(回答先: 表社会から見た『五菱会』事件:闇金貸出は最重要の景気指標 投稿者 すみちゃん 日時 2003 年 8 月 27 日 17:46:42)
すみちゃん、こんにちわです。
以前少し書きましたが、闇金に関しても、結構詳しいですよ。
知り合いが何人かやっています(経営)ので、それなりに理解しています。
金融業者登録申請は確か前科が無ければ誰でも簡単にOKだと思います。
しかし登録している人間は100%といっていいかな?雇われ君です。
だから店が摘発されても、本当の経営者はすぐに変わりの人間で、店をだします。
だから、今のままでは闇金は絶対に無くなりませんよ。
とまあ、当たり前のことを述べさせてもらって、
「山健が勝つか、後藤組が勝つか、教えて下さい。拮抗状態だとは認識していますが。何となく後藤組の方が近代的で強そうな感じはしています。」
というご質問ですが、まず以下が現在の山口組の執行部、最高幹部です。
五代目 組長 渡辺芳則
最高顧問 中西一男(中西組)
若 頭 空席
総本部長 岸本才三(岸本組)
副本部長 野上哲男(吉川組)
舎弟頭補佐 石田章六(章友会)
大石誉夫(大石組)
西脇和美(西脇組)
若頭補佐 英五郎 (英組)
司忍 (弘道会)
滝澤孝 (芳菱会)
桑田兼吉(山健組)
古川雅章(古川組)
後藤忠政(後藤組)
こんな感じだと思います。この他にもいるかも。いやまだいるはずだ。ちょっと思い出せません。
で、「後藤組」は組員が500人から1000人くらいです。
現在実力NO1と言われる「弘道会」ですら1000人から1500人です。
しかし「山健組」には6000人ほどの組員がいるはずです。
ですから、“力”では絶対に「山健組」です。間違えありません。ヤクザの世界では常識です。
ですが、勢いは「弘道会」「後藤組」にあります。
「弘道会」の司氏は「山健組」の井上邦雄氏が昇ってくるまでの“繋ぎ”なら若頭にならないでしょう。
司氏が上に昇るときは「山健組」が“世襲制”から落ちるときだと思います。
でもそうなると、「山健組」は組を割ると予想出来ますので山一戦争の二の舞になってしまう可能性が大です。
3代目の田岡氏から4代目を選んだ時には、山健と山広の争いでした。
で、その鍵を握っていたのが、「菅谷組」のボンノ氏でした。
このボンノ氏は山広側についたために、投票では山広が勝ちました。
しかし、3代目はボンノ氏に山健氏を押しました。
以来、ここから「山健組」の時代になったのです。
これは現在でも変わりません。
ですから、五代目の後押しもあると予想できるので、「山健組」が有利なことには何の変わりもありません。
これをひっくり返すとしたら、「後藤組」の資金力です。
現在の五代目は若頭だった宅見氏の傀儡だと当時いわれていました。
この当時の宅見組の資金力はダントツのトップでしたから、やはり資金力を持つ「後藤組」の存在は不気味です。
しかし、後藤組長が補佐になったのは、つい最近のことです。
ですから、いきなり後藤組長が若頭になることは有り得ないと思います。
大げさなことを言ってしまえば、「山健組」VS「山健以外」という見方をしても現在のままでは、「山健組」が有利だと思います。
後は、「山健組」出身の五代目の一言で決まってしまいますから...
しかしこの五代目体制はまだまだ長く続くでしょうから、その間に「後藤組」がどれだけの仕事をし、自分の力を認めさせるか、というのが注目ポイントかなと思います。