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(回答先: おまけです。Re: 「疑惑の宮崎○事件 酒鬼薔薇事件との連動」を読んで - その7 投稿者 baka 日時 2003 年 7 月 26 日 16:41:52)
「 今の状況では,未だ犯行に使用した凶器は,発見されていない.少なくとも警察は
それを発表していない.今朝も,事件の続報として,血液型を特定出来ない,少量の
血のついたナイフ数点を自宅から押収しただけ….
更には『別の傷害事件についても犯行を認める供述をしている』と発表している.
直接,首斬り殺人の容疑すら,明確には固まっていないのに,ともかく犯罪者である
前提を,連日,マスコミに流している警察である.
こうした警察発表に乗ったマスコミは,7年前,宮崎勤に対して,同じ裁きを連日
繰り返したのだ.然し,肝心の一審判決が出たのは今年である.何ら,法的手続きも
取らずに済む報道が散々裁いた通りの判決である.
26歳だった宮崎勤は,丸二ヵ月の間,孤立無援の中で,警察の取り調べを受けた.
一方,今回の中学生は,丸一日,警察に缶詰にされた.大人と子供の差はあるのだが
時間感覚では,二ヵ月と一日は,同じ比率を持つ.」
「もし証拠固めが出来ずに,処分保留のまま釈放と言う事態になったら,マスコミは
これをどう報道するのか? 事実上,もはや,この首斬り殺人は,後戻り出来ない.
逮捕された中学生以外に,犯人が居ては困るのだ.
『事件の続報で,○○が明らかになりました』得意気に,ニュースを流した関係者は
腹を切って世間に謝罪する勇気はあるのか? 思い起こすがいい.現職の一警察官が
『長官を撃った』と,自首した顛末はどうだった?
内部告発があるまでは,ひた隠しにして,やむなく公表した後でも,肝心の拳銃が
発見されるまでは…と,極めて慎重な扱いだった警察ではなかったか? マスコミも
警察に協力して,その報道は極めて控えめだった.
それがこの事件ではどうだ.任意同行で,丸一日,中学生を缶詰にして取り調べて
自供させるや,即,犯人逮捕との記者会見である.社会の第一線に立って法の番人を
勤めていた警察官の自首には寛大であったのに….
言ってみれば,これが警察とマスコミの基本姿勢なのである.マスコミは,所詮,
芸能体質のドンブリ勘定,善悪の判断など出来ない,幼稚で頭の弱いガキと同じだ.
言論の自由を振り回すが.言論の責任は取らない.
マスコミは,松本サリン事件の教訓を,完璧に忘れ去っている.結果的に,反省は
建前であって,彼らの意識の中では『あれは成り行き上,仕方がなかったのだ』との
本音が幅を利かせている.だからここまで騒げる.
既に,日本は,警察国家なのである.警察の発表は,そのまま最高裁判決の重みを
以て,世間に受け入れられている.天下の幼稚なるマスコミ様が,これを後押しして
短絡的論理を以て,カメラの前で騒ぎ続けている.
犯人逮捕を,警察署の前から伝えた記者の後ろで,野次馬ドモがカメラに向かって
Vサインをしていて,ひじょうに不快だったとの意見が飛び交っている.その姿こそ
マスコミの姿勢そのものを,的確に象徴している.」(http://www.kiwi-us.com/〜akuma/miyazaki35.htm)