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長崎市の男児誘拐殺人事件で、長崎家裁は23日、送致された市内の中学1年男子生徒(12)に対する第1回審判を、生徒が収容されている長崎少年鑑別所で開き、伊東浩子裁判長は生徒の精神鑑定を行うことを決定した。14歳未満の少年に対する精神鑑定は異例。
第1回審判は非公開で約2時間半行われた。伊東裁判長は人定質問後、男児を誘拐し殺害したとする送致事実を告知。処分決定のためには生徒の精神状態を調べることが欠かせないと判断し、鑑定人を指定した。
事件では、生徒が男児の体の一部をハサミで傷つけるなどの行動が明らかになっている。
家裁は今後、観護措置(7月10日から8月6日までの4週間)をいったん取り消し、鑑定人が鑑定書を家裁に提出するのを待って審判手続きを再開する見通し。また生徒の父母には、審判期日が通知されていたが、出席しなかった。
生徒の付添人の戸田久嗣弁護士は会見で、「精神鑑定は原因究明のため必要な措置。妥当な決定だ」と述べた。(読売新聞)
[7月23日22時59分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030723-00000112-yom-soci