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長崎市の幼児誘拐殺人事件で補導された少年(12)が在籍する中学校では、身近で起きた衝撃的な事件のショックから、心身の変調を訴える生徒が相次いでいる。生徒は「眠れない」「制服を着たくない」と言い、教職員も途切れない嫌がらせ電話の応対などで精神的に疲弊しているという。
学校では11日、少年と同じ1年生のうち102人が授業と並行して担任とスクールカウンセラーの個別面談を受けた。うち、17人が「夜中に何度も目が覚める」「外部の人の目が怖い」など睡眠不足や神経過敏の症状を訴えた。また、1年生の欠席者5人のうち4人の保護者が学校に欠席を届ける際「事件の影響で体調がすぐれない」と話したという。
ある1年女子の保護者は「娘も気分がすぐれず、再度、カウンセリングを受けることになった。どこへ行っても、『あの中学の生徒』と白い目で見られ、ひどく傷ついている。『もう制服を着たくない』という生徒もいる」と打ち明ける。
保護者の間では「高校受験の際に不利になるのではないか」と心配する声が出ている。部活動の対外試合で心無い言葉を投げかけられる事態も想定されるため、学校側は「責任教師が支障があると判断したら、参加を取りやめる場合もある」という。
カウンセラーらによる面談は14日以降、2、3年生らに対しても必要に応じて続けるという。また、同校の育友会(PTA)は14日夜、保護者向けのカウンセリング研修会を開き、カウンセラーが子供への接し方などをアドバイスする。
長崎市こども課が10日に設けた相談電話には、12日夕までに計28件が寄せられた。「子供が眠れないと訴える」「学校に行きたくないと言う」などの保護者からの相談のほか、地域住民から「すれ違う男の人が怖い」「事件現場の近くを通るのが怖い」といった声もあったという。
また、学校への嫌がらせ電話は依然、減る気配なく続いており、教員は対応で傷ついているという。少年の名を名乗って「もしもし僕です」とからかったり、「殺人者を育てる学校か」「責任を取れ」と怒鳴るなどの内容という。
一方、ある保護者によると、校外からテレビカメラなどで撮影されるのを避けるため、窓を閉め切って授業をしており、暑さで気分が悪くなる生徒も出ている。こうした生徒は校内で唯一冷房が入る図書室に布団を敷いて休ませているという。水泳の授業も取りやめた。(毎日新聞)
[7月12日23時1分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030713-00000070-mai-soci
こりゃあ酷い状況になっていますな。
少し早いけど、もう夏休みにすることの検討も必要かも?