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パソコンの外枠骨格とケースは、パソコンの内臓装置を外から
防衛しています。
人間身体でいえば骨と皮膚です。
外部コネクタがあり、
外形から周辺機器に接続できるようになっています。
起動させるとOSは本体に接続されている機器と電気信号で交信し
読みこみながら立ちあがります。
特に本体が重要視するのはキーボードです。
キーボードは唯一の内臓本体と人間が交信でき対話できる装置です。
キーボードが接続されていないと本体は立ち上がりません。
人間がキーボードでコマンド指令してこそ、コンピュータです。
マウスはキーボードから打つコマンド指令を補完するために誕生しました。
● 初心者がカバーをはずし、パソコンの内臓装置をみるのは
パソコンへの恐怖心をとりのぞくためです。
パソコンが動物ではなく、器械であることを納得するためです。
自分のからだを触るように優しくふれてください。
あなたのパソコンです。指で愛撫してあげてください。
乱暴にいじくりますと、ケーブルがはずれてしまいますので
きおつけてください。
カバーをはずすときは必ず電源スイッチを切ってください。
カバーをはずしてから電源スイッチをいれてみますと
内臓装置が働いていることが確認できます。
ハードディスクも動いております。
冷却ファンも動いております。
電源を入れましたら触れないでください。危険です。
ただ見るだけにしてください。
パソコンは繊細な器械なのです。しかし丈夫な器械です。
器械にはどんな器械でもカバーがあります。
外からの衝撃から繊細な内部装置を防衛するためです。
そしてこの器械はあなたの道具でありロボットです。
この器械は、あなたと生涯、学習していく「道行き」の友です。
人によってはカバーをはずしたままで、パソコンを起動させている
人もおります。
● カバーを開けるときは
メーカーによって方法がちがいますので
必ずメーカーの相談室に電話で教えてもらってください。
訓練されたメーカーの人はやさしく教えてくれます。
無謀にカバーを開けますと内臓に衝撃を与えてしまいます。
● お酒を飲みながらは絶対にカバーを開けないでください。
酔いながらパソコンをいじくり回すと、必ずパソコンは壊れます。
● 壊れたテレビを叩くようにパソコンを叩くことは禁じられております。
資料写真-パソコン改造&パワーアップ(学習研究社)