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アルファンドさんの詩に「錬金術師」(アルケミスト)が出てきたので、
皆様に是非タイトルそのものの本「アルケミスト」をご紹介したい。
作詞家だった頃、その歌詞が反政府的である事から拷問を受けたり、
精神病院へ送り込まれたり、又世界各地を放浪した経験もあるという
著者、ブラジル人のパウロ·コエ−リョ。
この本は、知恵の宝庫本である。
難解な事を、実にシンプルに、又子供にでも読める簡単な言葉で語れる
著者の才能も見事だ。
一作の夢物語のように子供感覚でさらりとも読めるが、随所に出てくる、
自身で考えようともせず、その生涯をただひたすら食糧と水のみを求めて
過ごす羊達の描写は、いわゆる「家畜人間」として飼育されつつある我々へ
の著者からの警告として受けとめながら読むと、又味わい深いものとなる。
物語を我が人生に当てはめてみた時、外へ、遠くへと捜し求めていたものは
実は一番近い所にあり、そしてそれは自身の中という事なのか。
旅というのは内なる自己への旅のことであろうか。
なぜ本のタイトルが「アルケミスト」なのか。我々は皆錬金術師で、
人生というものをただの金属から金に変えるのも自分次第であるのだ
という事を伝えたいからなのか。
などと考えると、物語はどんどん広がりを与えてくれる。
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ついでに同著者の「悪魔とプリン嬢」も併せてご紹介したい。
これは、一人の旅人が7日間の間に訪れたごく普通の村が抱え込む事になった、
人間の究極の問いの一つである「人間の本性は善か悪か」という難題にいどむ
出来事を書いたものである。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048972022/ref=sr_aps_b_/249-8054616-6066734
彼の本は、読みようによっては深みの増す、時間を経て自身の成長と共に
再読したら又違う一面が感じれそうな本ばかりである。
皆、自分の内にある真我と繋がることができれば、全ての事が明らかとなり、
おのずと行くべき道、やるべき事が解り迷いは無くなるのであろうと思う。
アルファンドさんのように魂に響く詩が、泉のように湧き上ってくるのであろう。
しかし、一度真我と繋がってからは全てが明確になるけれども、それで終わり
ではなくむしろ、それからが始まりであろう。
得た知恵を日々心して実践する事こそ、一瞬一瞬の「今」を生きる事が
できるのであろう。
私は未だ真我とも繋がれず、理論のみ了解している次第であるので、
まだまだ遠い道のりである。
こうなのであろう、と想像していた苦悩の末につかむ(?おそらく通常)
真我への到達の過程をアルファンドさんによって見せていただいたような
気がする。有り難い。
最後に、「潜在意識を活用し奇跡を起こせ」で管理人さんがご紹介して
下さった「錬金術師」のコラムを転載させていただくと共に、遅ればせながら
管理人さんは勿論、常連のあっしらさん、アルファンドさん、すみちゃんを
はじめ皆様に心からお礼を申し上げたい。
----- 「錬金術師」のコラム転載 -----
フィリパス・パラケルサス(錬金術師) 日時 2002 年 2 月 28 日 10:16:26:
あなたの信仰の対象が本当であろうと、間違いであろうと
それに関係なく同じ効果があるでしょう
信仰はそれが迷信でも奇跡を生むことがあります
本当のことを信じようと間違ったことを信じようと
信仰はいつも同じ効果を生むのです
ーーフィリパス・パラケルサス(錬金術師)ーー
(感謝する)
自分のほっとする願望を想像して、それが現実になったと感じるならば、その
願望は遅かれ早かれ現実化するというのは潜在意識の根本的真理です。
ところで、自分の願望が本当に達成されたと感じたら、その時あなたはどう
感じますか。<ああ、ありがたい>と感じるのではないでしょうか。
ですから、自分の願望をいきいきと頭の中に描き、それはきっとやってくるのだ、
いや、やってきたと感じて、感謝する気持ちになりなさい。そしてそのことは
しばらく放念します。するとまた祈りたい気持ちに導かれていくことが
おわかりでしょう。そうして、気づいたときはあなたの願望は根本的に
達成されていることがおわかりでしょう。
ーーマーフィー100の成功法則 大島淳一 産能大学出版部
(コメント)
願望実現の前に感じるものは人それぞれ体験があると思います。
ある特定のことが実現するようにと願ったときに、心の奥底から
気持ちの良い何かが湧き出てくるようなら、それは実現する
願望であるサインなのかもしれません。
フィリパス・パラケルサス(1493〜1541)
パーゼル大学化学教授
世界一の錬金術師とよばれる
http://www.asyura.com/kiseki/k200202/msg/26.html