現在地 HOME > 掲示板 > 雑談専用2 > 1219.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 第二次大戦合作説について補足 投稿者 すみちゃん 日時 2003 年 8 月 30 日 14:04:51)
すみちゃん、参考になるか分かりませんが、「億万長者はハリウッドを殺す(上)」P139からの引用です。
第一次大戦の責任者ドイツに賠償金を支払わせるための国際委員会がつくられ、今度はモルガンのGEで会長をつとめるオーウェン・ヤングが委員として送りこまれた。敗れたドイツは賠償金を払えるはずもなく、その金を誰かから借りなければならなかった。その借金2億ドルのうち半分以上を、またしてもモルガン商会が貸し付けたのである。1924年のことだった。
これらはまだ一部である。1920年から30年にかけて、ドイツ、フランス、イタリー、ベルギー、オーストリーに対してモルガンの銀行が貸し付けた総額は、9億6000万ドルに達する。この金利だけで、毎年一社ずつゼネラル・モーターズを支配できる額になる。
しかしチャップリンたちユダヤ人にとって、このうち1億5000万ドルが1925年、イタリーのファシスト党党首ムッソリーニに貸し付けられたことは、別の意味を持っていた。すでにその3年前の10月に、ファシスト党は首都ローマに進軍して占領を終え、11月には独裁権を手にしていたのである。この融資契約を取り決めた人物の名は、ヴェルサイユ条約の立会人でモルガン商会の重役、同じくトマス・ラモントであった。
以上です。