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(回答先: 貨幣の「流通速度」が急低下、戦後最低に 日経新聞 投稿者 招き猫 日時 2003 年 6 月 15 日 12:29:40)
不況である、価格競争が激しい、不良債権の厳密化、短期資金の移動が激しい(定期から普通預金へ)、バブル市場が存在する(価格上昇ゆえ需要増加の市場)=国債、雇用が安定しない、返済の困難な借金を抱えた人が多い(住宅ローン)、社会保障のお金は減らします。
この状態で、金を幾らでもかします。ただし対象は銀行業だけ。庶民は銀行をへた高利貸しから自己責任で借りて下さい。というんだから、金を使う人がいるわけない。最終需要が拡大しないのに、設備投資するバカな経営者はいない。
で、この状態から出るためには、外債を買え、自国通貨を切り下げろ、物価を上げろという政策提言をする人が、専門家というのだからびっくりする。
銀行原理で通貨を管理するのが妥当なのか?
ドイツ人の分析には賛成するが、(特に実物とは別に金融市場が存在し、そこで信用が創造されるうんぬん、)中銀の陰謀ゆえバブルー不況かは疑問である。というのは、ユーロ、英米でも同様な事象が起こりつつあるから。
もし日本と同じことが世界中で生じるのなら、これは陰謀というより、中銀による通貨管理制度+金融自由化!の制度的な欠陥であろう。まあ大変な実験の進行中ということですね。不愉快きわまりないが。