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おカネがどれだけ有効に経済活動に使われているかを示す「貨幣の流通速度」が急速に低下してきた。直近では0.73と戦後最低の水準に落ち込んだ。デフレの深刻化や金融機関の資金の目詰まりで消費や設備投資におカネが回らず、タンス預金などの形で滞留したままの現金が増えている。日本経済は活力の低下とデフレ長期化の悪循環に陥っている。
貨幣の流通速度は、名目の国内総生産(GDP)が通貨供給量(マネーサプライ)の何倍あるかを示す数字で、おカネがどれだけ使われているかの頻度を表す。
内閣府によると、今年1―3月期の流通速度は0.73に低下。4―6月期はさらに落ち込む公算が大きい。1990年代の半ばまでは0.9前後だったが、デフレが定着した90年代後半から急低下し、2001年には0.8を割り込んだ。 (07:00)