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(回答先: 「戦争責任」(Silent Tears氏へ) 投稿者 たこ 日時 2003 年 7 月 07 日 18:24:59)
早速御答え頂きありがとうございます。
このセクションに参加されている方たちの意見を拝見していてどこか議論が噛みあっていない、或いはすれ違いになっていると感じていたのですが、それが何なのかを把握する事が出来ず困っていました。
それを文章の形で提示していただいた事に感謝します。
>「当然ですが、戦争を正当と考える立場からは、政治的な戦争責任は考えられません。ある行為を正当とする価値判断は、否定的評価と両立しないか らです。政治的な戦争責任は、その行為を正当と評価しない価値判断に由来します。なお、責任は、個々の関与者について問題としますから、たとえ ば、「歴史的な必然」という論は、責任の存否と関係ありません。」
そう、正にこの点なんです。
戦争責任を論ずる前に、「戦争」という行為を肯定するか、否定するか。その立場なり前提条件をはっきりさせておかないと
(おそらく発言者自身気付いていない)
議論そのものが成立しないのです。
>「もっとも、政治責任は、上述のように、その戦争に対する否定的評価を前提としますから、当然ながら、その戦争で被害を受けた者からの責任追及 が多いでしょう。対米英戦争なら、アジア各国、双方の軍の兵士、殺傷された国民です。」
さて、ここで再度質問させて下さい。
戦争に対する否定的評価を前提として、一方で責任追及が行われるとするならば当然、他方にその追及を受ける側が存在します。
その「受ける側」とは、当該戦争の敗者でしょうか。勝者でしょうか。それともその両方でしょうか。
よろしければたこさんの見解を御聞かせ下さい。
明日は仕事にありつけたのでもう寝ます。
急ぎませんのでよろしく御願いします。