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(回答先: Re: 回答有難うございます。でも難解ですね。 投稿者 たこ 日時 2003 年 7 月 09 日 13:03:15)
質問攻めにして済みませんでした。
たこさんほど論理的な文章は書けないのですが、自分の考えを述べたいと思います。
下のレスにも書き、すでにたこさんの御指摘も受けた事ですが、
例えその時代に皇室が無かったとしても、日本は英米蘭他の連合国相手に戦争を始めていたと考えています。
「太平洋戦争」はその名の通り、太平洋と東アジアの植民地の支配権を賭けた戦いでした。
太平洋を西進するアメリカやインド洋から東南アジアへと進出した英・蘭・仏等のヨーロッパ諸国と、南シナ海を南下して勢力を広げていた日本とが国家の権益を確保する為に軍事的衝突を起こすのは必然でした。
最終的にゴーサインを出したのは昭和天皇ですが、太平洋戦争は昭和天皇の独断によってではなく「国家」としての日本が始めたもの、と考えています。
そしてこの戦争は、別に特別なものではない。歴史上「国家」が生まれてから何千年もの間、世界規模で繰り返されてきた「戦争」の一つでしかないと思います。
国家の大義の元に行われる殺し合いに「正当」も「正義」もありません。
その意味において日本とその対戦国との立場は同等だと思います。
また、日本は天皇を国家元首とする立憲君主国家ですが、同様に王室を持つ世界中の王制国家とさほど変わらない、ごく普通の国だと思っています。
ただし、ここで書いてきたのはあくまで私個人の意見です。私の考えをたこさんに強要する気はありません。
このまま議論を続けてもすれ違いで終るだけだと思います。その点、ご了解下さい。
お付き合いいただいて有難うございました。