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HAARPさんの下記投稿へのレスです。
三菱グループの明治一ケタ台の基礎を作るのに重要な役割を果たした人物として、トーマスグラバーが挙げられます。
彼は、上海を本拠とするジャーディンマセソン商会の日本代表のような立場にありました。
ご存知の通り、ジャーディンマセソン商会は、イギリスの極東政策を実質的に支配していた商社です。イギリス人の意識からいえば、東インド会社がインドを実質的に支配したと同じイメージで、ジャーディンマセソン社がアヘン戦争から明治維新、日露戦争までを取り仕切っていたと理解しています。(この商社が、フリーメイソンかどうかはわかりませんが、当然そうなんでしょうね。)
彼は、最初後藤象二郎と組んで長崎の高島炭鉱を立ち上げましたが、後藤がいまいちビジネスにむかなかったことあり、後に岩崎に乗り換えました。
その後、長崎造船所、キリンビールなどを岩崎といっしょに立ち上げました。
長崎造船所に関しては、当初技術力もなく、炭鉱事業に比べてぱっとしなかったようですが、グラバーは、故郷のスコットランドの造船所に技術協力をさせたりして、同社の育成に努力しています。
グラバーは、明治維新前は、伊藤・井上のイギリス留学、五代の上海留学のアレンジをして、彼らをイギリスのAgentとして育てました。(五代なんかは、ジャーディンマセソンの本社で、えらいさんから「これからは、我々のいうことを良く聞くんですよ」、とやんわりと教育(洗脳?)されたのだ、と想像しています。)
明治維新後は、グラバーは主として三菱グループの終身顧問として、一生を送りました。
伊藤や井上に直接影響力を及ぼすことは可能だったと思いますが、イギリス人の「なるべく第三者には目立たないように対象物(ここでは日本)をコントロールする」という観点から、自らのグラバー商会は倒産させて明治維新の事跡を消去し、岩崎弥太郎・弥の介等を経由して日本に影響力を行使する形態を選んだのだ、と思います。
通常の本では、岩崎弥の介が明治後期の政局のフィクサー的立場にあり、グラバーは、岩崎の使用人(顧問)として、弥の介等の意向を受けて、政局に影響を及ぼした、といった書きぶりの本が多いような気がしますが、本人の意識は別にして、逆にグラバーが岩崎を操っていたのだと思います。
「第三者には、人形が腹話術師に操られているように見えながら、実はその人形が腹話術師を操っているのだ」といったシチュエーションは今でもイギリス人がたいへん好むものです。
現在も、イギリス人のやんわりとした日本人向けの洗脳・寄生・騙し行為は続いており、私もそれらに引っかからないように日頃から気をつけて過ごさなければならないと思っています。
イギリス人は、スキを見て植民地人を金縛りにする念力のようなものを持っており、お人よしの日本人の多くはこれに引っかかります。
(寄生者が宿主に注射する痺れ薬に似ています。)
上記のあれこれを想像すると、100年前のトーマスグラバーが伊藤や井上に吐く息のくささまで匂ってくるような気がすることがあります。(やや被害妄想なのかもしれませんが)
投稿者 HAARP 日時 2003 年 6 月 22 日 01:16:04:oQGUNb5q8hjD.
(回答先: Re: Re:深海探査船の行方不明は日本の海底資源開発に対する妨害と関係する。 投稿者 俺も片棒担いでいるのかな 日時 2003 年 6 月 21 日 21:59:30)
えー、重工がメーソン系とは私は言っていませんが、この企業体に関しては実際の知人の情報から、特に金融および不動産系がメーソンと関わっていると考えています。
重工に関しては、例えば自衛隊向けのOEM機材の製造などでは、米軍にはメーソン関係者が多いことからなんらかの連携が必要になるだろうと考えています。
また、三菱財閥の初期の経緯を調べてみれば、彼等との接点が現れるはずです。
現在の日本においてもメーソンの影響力を排除するのはほぼ不可能ですね。車も乗れなければ、ワインも飲めないというようなことになってしまいます。
少し意識的に調べれば、なんらかの情報はすぐ取れると思いますが。