Re: 井上清・京都大学名誉教授(日本史専攻)の著書(『日本の歴史』上中下全3巻)によれば、明治維新の際、京都御所の近所の庶民すら、天皇というものの存在を知らなかったのだそうです。
http://www.asyura.com/0306/dispute11/msg/274.html
投稿者 東北人 日時 2003 年 6 月 15 日 11:40:54:
(回答先: Re: 「天皇がえらいんじゃない。どんな天皇でも国家統一のため、あがめつづけた日本民族がえらいんだ」 投稿者 Ddog 日時 2003 年 6 月 15 日 02:40:36)
明治維新の際、したがって、明治新政府は、京都御所の前に立て看板を立て、この場所に天子がおわする、といった内容の断り書きをしたとあります。つまり、「京都周辺の庶民ですら」、天皇というものの存在を知らなかった、ましていわんや、それ以外の地域の全日本で、庶民が天皇の存在を知るはずもありませんでした。全日本の平民の中には天皇というのはまったくすんでいなかったようです。近代日本人と、それ以前の日本人の「歴史認識における、天皇の存在」は連続性を持っていないというのが事実に近いということになりそうです。
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