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(回答先: Re: オサマが出てくる小説 投稿者 ビルダーバーグ 日時 2003 年 6 月 12 日 10:05:08)
ビルダーバーグさん。 こんにちわ。
(オサマはサウジのホバルタワーやイエメン沖での米艦船へのアタックなどで、1997年ころからは、そこそこの”有名人”でしたから)
日本でも海外事情通の間では有名だったようですね。 だけどゲリラ学校の校長でテロの親玉なんでしょう。 たまたま金を持っていた変人にしか思えない。
ですが馬野氏の入れ込み方は尋常ではなかったです。
当時はとても驚きました。
(広島で被爆した旧軍人が、報復のために、小型機でWTCに突っ込む話を出版しています。(出版は9.11の直後)。この小説にもちらっとオサマとアルカイダが出てきます。)
馬野氏の予言的記事は、1991か1992年です。 いま手元にないので改めて確認しましょう。 WTCがいわゆる過激派の標的となるのはこの後ですね。
(馬野周二氏は、イルミナティ陰謀論を早くから唱えていた米国に長期間、在住していた技術者で、小生はご本人にお会いしたことがあります。)
そうですか。 私は主著を取り寄せて読んだ程度です。
「石油危機の幻影」「世界最終戦争論」「大凶慌」などが印象に残っています。
1989年カタストロフィ論、1972年以降の戦後世界変質論など、よく当たっていると思うのです。 他の学者とはまったく違います。
しかし1990年代以降は評価されていないようです。
彼の理論ですと、1990年代には、日本と米国とがいろいろな面で激突するし、米国は衰亡するという理屈になります。
実際にはこれと違う歴史をたどっているように見えます。
なんでこういう外し方をしたのか考えてみたんですが、よく分かりません。
彼は高度の洞察力を持った特別な人です。 それは著作を見れば明らかです。 目前で起こっていたはずの日本衰亡現象、米国追随現象を結果的に過小評価した理由は何か?
私の違和感を突き詰めていくと、戦前日本への郷愁と礼賛に突き当たります。
どうも彼の祖父が貴族院議員で坊ちゃんだったこと、そして戦後に占領軍指令によって生家が没落したことが関係あるのかもしれません。
一言で言うと、我ら貧乏人が何を考えているのか、イマイチよく分からないのかもしれないと思いました。