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http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#4472 より転載
とつじょ飛び込んできたカナダのBSE発見http://www.cattle.ca/のようだが、実は、前から、カナダの牛については本当に安全なのか?といううわさはあった。
カナダのCanadianHealthCoalitionでは、かねてから、今回の発生地Albertaが、生体牛の輸入をしていることに警告を発し、何をすべきかをhttp://www.healthcoalition.ca/bse.htmlで、示唆していた。
今回のカナダの一件で、一番あわてているのがアメリカ、いち早くFDAは、安全声明を出しているが、ニューヨーク株式市場相場にも影響を与えた。
アメリカとカナダとの牛の関係は、ミートよりも、むしろ生体牛にある。
カナダとアメリカとの生体牛の輸出入関係は、1988年には、カナダからアメリカへ48万7500頭の輸入、アメリカからカナダへ12万8500頭の輸出だったのが、1995年には、カナダからアメリカへ113万2700頭の輸入、アメリカからカナダへ9万4500頭の輸出となっている。http://agecon.uwyo.edu/Marketing/mngtcmkt/Intl.pdf 参照
すなわち、アメリカにとって、カナダから、相当量の生体牛が入ってきているわけで、これに、BSEの疑いがもたれるとあっては、アメリカの畜産農家にとっては大打撃となるわけである。
ちなみに、一昨年、日本のBSE発生時、アメリカは、日本から過去に輸入された生体牛を、即座に隔離した。
このときは、1990年から1999年にかけて生体輸入された237頭について、隔離調査したもので、カナダの場合とは桁違いに少ないものであった。
また、http://www.agriculture.com/default.sph/AgNews.class?FNC=goDetail__ANewsindex_html___49939___1 では、、「アメリカとカナダの牛肉の関係の密接さを考慮すれば、日本は、アメリカのビーフもカナダ同様とみなして、禁輸措置に出るかも知れない。日本は、どのような措置をとるのだろう?」との見方も出ている。