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(回答先: Re: Re:もしかすると大戦乱を呼ぶかもしれません 投稿者 たこ 日時 2003 年 4 月 04 日 11:44:00)
たこさん。 丁寧なご教示ありがとうございます。
(「ジハードの非近代性より、ベトナム戦争でも見られなかったアメリカ国防長官の「戦争犯罪」発言の非現代性を笑った方が建設的ではないか」が私見です。)
ご指摘のような見方は思い至りませんでした。 なるほど。 国防長官は、汚い謀略を考えているような気がしますから、それに対する対抗として、ご指摘のような見方が有効であり,しかも首尾一貫しているのかもしれません。 掲示板に書き込みをした甲斐がありました。
(法規範の観点では、(標語的ですが)「アメリカは常に正しい」、「アメリカは万能」という新しい国際法が生まれつつあります。これを阻止し得るかが問題でしょう。 )
市街地に爆弾をどんどん落としても罪に問われることはなく、相手方のささやかなレジスタンスは治安問題として処罰という世界でしょうね。
はっきり言って、これは「法規範」じゃないですね。
法規範というからには、少しは「公平性」が必要だと思います。 公平(天秤)が法規範の原理だと思いますね。 公平というのは、当事者を平等に取りあつかうとい原理です(互換性、交換可能性が必要なはずです)。
だから、この「標語」の世界は、事実上「無法」にすぎないと思っています。 覇権国の「無法」は大混乱を招くに違いないと考えています。 どういう混乱かは、あまり考えたくないんですが。
ちょっと話が逸脱して申し訳ないんですが、覇権国が率先して法規範を守ることによって、世界平和がもたらされると思います。
世界平和に必要なのは、力だけではありません。 力のある者が率先して法を守るとき、平和がもたらされると考えています。 そして、法規範というのは、やっぱり「公平」ってことだと思いますね。 力のある者が公平に振る舞うとき、力のない者も喜んで法を守るでしょう。
このときにこそ、米国の覇権と繁栄とは末永く続くはずです。
これはキレイゴトではないんじゃないかな。 冷厳たる宇宙の法則、生命の法則だと思っています。 逆説的に言うと、法こそが力の源泉だと考えています。 この点で「アメリカは常に正しい」はもう「踏み越えてしまって」います。