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(回答先: フセイン政権は「民主主義」を語りイラク国民は「民主」を示している − bakaさんへ:フセイン氏はムスリム信仰者ではない − 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 31 日 05:30:19)
こんにちは、対談にちょっと参加。
昔、サウディアラビアでベドウィンの人たちの為に「団地」を建設した方からの報告を思い出しました。
遊牧民である彼らを定住させ、人口を増やす計画で検討され、実行されたものについての事です。(頭だけで考えていたもの)
結局、「団地」が出来ても彼らは住みたがらなかった、それがタダであっても。そして、そこはスラム化したそうです。
彼らは砂漠の唯中にテントを張り、水煙草をくゆらし、満天の星空のもとで眠ると言う事を捨てなかった。それが最高で無償の命と魂の荘厳だからでしょう。
そういう生活の中の族長制的父権制の下には、イラクからシリア、パレスチナに至る地域の太古の地母神信仰を現した無意識が、まだ息づいているように思います。
そういう中の人々の心と命の働きを思い測る中からものを考えるべきでしょうね。
日本にいる自分が”イラク人であったら”等、頭で想像するのは、現実にイラクに生まれ育った彼らの事を考える時にはあまり意味が無いように思います。