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(回答先: 反「反原発」です 投稿者 Ddog 日時 2003 年 5 月 27 日 01:53:48)
Ddogさん、こんばんわ。
週刊新潮や週刊文春と似た論理なのであまり反論する気にもなりませんが、レスなので...
>実際、反原発の人達は、クーラーをこの夏使わないと、宣言されますか?
使い古されたくだらない反「反原発」の論理です。
クーラーなどの電気製品やパソコンなどの電子機器が核エネルギーで動いているのなら、そのような言葉に少しは意味があります。
(原発での核エネルギーは発電機を動かす水を沸かすために使われているだけです)
問題しているのは発電方法であり、核分裂エネルギーに相当するエネルギーを他の手段でどうやって得るかということではないのです。
原発によって供給する電力を意識的に現在の水準まで高めてきた政策が、言われるような愚にもつかないチャチャにもっともらしさの彩を与えているだけです。
また、すぐさま原発をすべて廃棄しろという主張をしている人も少ないのです。
タイムスケジュールを立て、徐々に別の発電方式に切り替えていこうという主張が大勢です。(廃炉問題もありますからね)
>このままでは、二酸化炭素による温暖化は進行するのは確実です。深刻な温暖化に
>なってしまったあとで、私は反原発でしたと、はたして言い切れるのでしょうか。
発電そのものの過程で生じる二酸化炭素の量を比較しても意味がありません。
原料の採掘から後処理までを含めた比較が必要です。
また、二酸化炭素増大の弊害や地球温暖化の要因も総合的に見直す必要があります。
(肺がんの原因をタバコだと決め付けているようなものです)
>放射性廃棄物を安全に封印する技術と、原子力代替えエネルギー確保手段を秤にかけ
>て考えれば、まだ原子力発電を続行する方が、技術的に可能性が高いのではないか。
>二酸化炭素を発生しない代替えエネルギー源が確保できる見通しが立ってから、原子
>力発電に意義を唱えるべきである。
廃炉を含む「放射性廃棄物を安全に封印する技術」とはどういうものですか?
「原子力代替えエネルギー確保手段」を電気エネルギーを得る手段ということに置き換えれば、一つ二つではなく様々なものがあります。(原子力代替ではありません)
PRなどくだらない原発存続関連費用を新規発電システムの効率化研究につぎ込めば、さらに望ましいものが手に入ります。(原発は核エネルギーの70%を無駄にしています)
しつこいようですが、原発による発電は二酸化炭素を発生しないわけではありません。
>原発立地候補地の地域住民のエゴの理論は、エゴとして、彼らの言い分もわかる。そ
>りゃ都市生活者の犠牲になりたくないのは理解できる。ただ、私は火葬場反対の住民
>運動と、反原発運動は同根の、エゴを感じてしまうのである。自分は他人の為に一切
>犠牲になりたくないと正直に主張しているならまだいいが、地球環境の為とか、子供
>たちの為とか、自分のエゴを隠し、自己正統を主張するいやらしい人間の醜さが見え
>て、私は反原発運動を軽蔑している。
火葬場やごみ焼却場などと原発を同列に扱うのはあまりにもばかげています。
火葬場は必要不可欠だとは言いませんが役割としては代替かありません。(土葬や風葬などはあるが...)
原発は代替手段がある発電施設なのであり、危険でかつ後始末技術も確定していない原発である必要はないのです。
原発立地候補地の地域住民は、自分の健康や生命、漁業や農業の被害など「エゴ」をさらしています。
※ 人格攻撃は受けないと宣言されていますので、後半部についてはコメントを避けます。