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(回答先: 反原発＝国際石油資本（ネオコンの出身母体）の利益 投稿者 Ddog 日時 2003 年 5 月 27 日 23:54:40)
温暖化と二酸化炭素濃度には、『相関関係』がはっきりと認められます。あくまでも、相関関係であって、因果関係は先に述べたとおりです。ICCPの結論は、誠実な科学者たちの認めるところではありません。おそらく、政治的な意図を持って強引に結論付けたものでしょう。
お薦め本を、紹介しときます。イラスト・図表もついて大変わかりやすいです。
『エコロジー神話の功罪 〜サルとして感じ、人として歩め』
槌田敦著 ほたる出版
目次
第1章 こうすれば地球が救えるという神話
「もったいない」が生み出したリサイクル運動
日本独自の資源回収システム
古紙、全くの供給過剰
古鉄、供給が不安定となり海外から購入
アルミ缶リサイクルが生き残った理由
牛乳パックと古新聞の結果
資源リサイクルは環境問題ではなく、経済の問題
リサイクルは回収業者にまかせよ
・課外授業
第2章 自然エネルギーでという、実現不可能な神話
太陽光発電〜実際は石油の無駄遣い
補助金と高額売電で作り上げる虚構
太陽光ではだめだとわからせるため
風力発電〜やはり文明のお遊び
第3章 『地球の危機』と言う見当違いの脅迫
急速に広まった学説
根拠があやふやな温暖化論議
温暖化は悪いことか
原子力を止めたら停電するという脅迫
これからのエネルギーは天然ガス
オゾン層破壊の真因は？
弱いものいじめの電磁波公害騒ぎ
・課外授業
第4章 生命エンジンと地球エンジンの仕組み
生命もエンジン同じ法則で動く
地球は宇宙に熱エントロピー（熱汚染）を捨てる星
大気の循環
水の循環
空冷と水冷の機構が壊れると
生態系での養分循環
養分循環の地球規模での大循環
新しい循環への移行
・課外授業
第5章 文明社会を維持する条件
社会活動のベースは自然の循環
環境を壊した古代文明
現代西欧文明は世界砂漠化の出発点
環境を育てた日本の文明
豊かな循環社会・江戸文明の成立
・課外授業
第6章 自然の循環を豊かにするための設計図
各地でごみの問題が多発
西欧諸国のごみ問題
自然の循環を回復するための科学技術
美しいと感ずる自然、汚いと感ずる自然
具体的にどうするか
壊した環境を豊にする方法
・課外授業 講師を囲む座談会から
第7章 『自由貿易』が世界を砂漠化する
穀物貿易で世界は大飢饉へ
債務国を襲う環境破壊
国際貿易論のまやかし
国際分業は世界を豊かにする？
重商主義は正しい
貿易商だけが利益をあげる自由貿易
国際分業をどのように解決するか
・課外授業
第8章 エコロジー、科学技術、そして政治
人間はなぜエコロジーにひかれるのか
人間はだまされやすい動物である
科学技術は必要である
政治に参加する
『「現代の流言蜚語」は、地球環境問題に関して盛んに飛び交っています。こちらの方は、マスコミが積極的に取り上げ、御用学者のお墨付きもあり、一見『科学的』ですから、嘘を見分けるのは大変です。けれども、よく考えて見れば、その嘘は他愛もないものばかりです。
オウムなどの狂信的宗教団体を批判するとき、自分は決してだまされてないつもりでいます。しかし、私たちは、その信者と同じ条件に置かれれば、周りの仲間の言うことを簡単に信じて、同じ行動をしてしまうことが大きいのです。人は信じやすい動物です。そのことを忘れてはいけません。
その上、人という動物は、「良いことをする」にすぐ引っかかってしまうのです。昔は大日本帝国を信じ，あるいは、『共産主義』と言う理想の世界にだまされて身も心も捧げました。そして、最近の人は、たとえば、宗教活動に命をかけたり、リサイクル運動に一生懸命になったりするのです。
環境問題や環境汚染の問題にあせって、『正義』を振りかざし、闇雲に行動してはいけません。何が環境問題の本質であり、どれが最優先の課題かを的確に見抜く目が必要です。まず、とにかく疑ってみることです。』
少しだけ引用しましたが、ご参考にしていただければ幸いです。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。