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(回答先: 金正日政権に鉄槌を!人民には花束を 投稿者 三剣 日時 2003 年 5 月 16 日 21:42:23)
これには少々異論がある。
北朝鮮では生活必要物資は総て配給制度により供給されていると言うことだ。仮に金正日に人間らしい感情があるとすれば、いわゆる確信階級とか都市部に居住することを許されている特権階級などに対する破格の待遇を改めてでも、生命の維持を主眼とした配給を行うはずである。あえてそのような運用をしないのは必要があって作り出された飢餓状態であると見るべきだからだ。
何故そのような冷酷なことをするのか、それは外国、特に日本からの日本円による資金供与を必要としているからに他ならない。
子供の飢餓状態、集団餓死間近な極限状態を作っておけば、一昔前なら、野中広務や、今は拘束されているが鈴木など橋本派に属するような売国的政治家が「待ってました」とばかりに飛びついて、国民をたぶらかし議員仲間は脅迫して「人道的援助」の美名でカムフラージュした、銘柄米を中心とした食糧援助を行ったはずである。
その米は半分以上が国内で日本円に換金され、一部は野中など橋本派議員へのリベートの原資として、残りは北朝鮮の核開発に必要な物資を日本で調達する資金として利用される。北朝鮮に届いた米にしても、政策的に作りだされている飢餓状態を解消するために使われることは考えられない。つまり、いかに沢山の米を送っても必要な層には全く届かず、したがって飢餓状態は解消せず、わが国に対する牙を磨かせるだけなのである。
現在では鈴木は逮捕され、野中も橋本派全体に対する注視があるので簡単には動けない状態にあるが、金正日はこれらの状態を軽く見ているような節が有り、援助催促の意味を込めて「なおさら酷い状況」を作り出していると見るべきであろう。
自国民を半分殺してでも自己の野望の達成を図る例は、外交交渉の場では有り得ることであり、金正日の非道な戦略はその典型的な例として後世の外交官教育の教科書に載せられる程のものだと考えている。
いまでも在日暴力団や朝鮮総連系の団体や住民を通じての、公私両面に亘る暴力的な富の収奪が半ば公然と行われていることを十分に理解し、有事法制の成立などで折角あるべき方向に向きかけた国内情勢を、再度反故にするような食糧援助は行うべきではないと考えるがいかがなものか。